ニンテンドースイッチについて、スマブラの桜井政博氏が電ファミで少しコメントしています。
これによると、16GBを超えるゲームはすごく費用が掛かるそうです。
ニンテンドースイッチ、16GBを超えるゲーム
「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」は、ニンテンドースイッチで発売されています。
今回、この発売に関連して、ニンテンドースイッチのゲーム容量について、桜井政博氏が少しコメントしています。
まず、「スマブラ スペシャル」は、ゲーム本編のダウンロード版の容量が14.0GBであることが明らかになっています。
このため、今作は、スイッチの16GB版のゲームカードで販売されているとみられています。
そして、桜井政博氏は、「スマブラ スペシャル」が、現在のゲームカード容量内で発売出来てよかったということを明らかにしています。
それは、スイッチのゲームカードが、「さらに大きな容量のもの」になると、「すごく費用がかかる」からだとされています。
すごく費用が掛かる
ニンテンドースイッチのゲームカードは、SDカードなどをイメージすると分かりやすいですが、1、2、4、8、16、32GBのラインナップが存在し、将来的には64GBも登場すると言われています。
今回、「スマブラ スペシャル」は、前述の通り、本編が14.0GBだったので、16GB版のゲームカードで発売されているとみられています。
ただ、これがもう1段アップすると、「ソフトの価格が10000円を超えてしまうかも」しれないそうです。
このため、ニンテンドースイッチは、16GBを超えるゲーム、つまり32GBのゲームカードを使うことになると、ソフトが1万円ぐらいになってしまうようです。
実際、ニンテンドースイッチ用のソフトとして16GBを超えているパッケージゲームはほとんど存在しませんが、例えば、スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch」の価格は、後発マルチの移植作品なのに9504円と、1万円ぐらいの価格になっています。
これは、「ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch」は、2つの作品を1本にしていることもあり、容量が26.8GBになっているからです。
つまり、桜井氏曰く「すごく費用がかかる」、32GBのゲームカードが使われているということです。
32GBのゲームカードは…
ニンテンドースイッチ用のゲームは、16GBを超えると「すごく費用がかかる」という情報を元に考えると、これまでに発売されているソフトのちょっとした謎も解けるかもしれません。
それは、ニンテンドースイッチ用のゲームでは、パッケージ版を購入しているのに、ダウンロードが必須のゲームが存在したり、パッケージの中にダウンロードコードが封入されているだけというような商品が存在するというような謎です。
例えば、カプコンの「バイオハザード リベレーションズ」は、1作目と2作目をセットにした「コレクション」パッケージが存在します。
ただ、この商品は、コレクションパッケージなのに、ゲームカードで提供されているのは1作目だけで、2作目はパッケージ内にダウンロードコードが入っているだけです。
そして、これがどうしてこのようになっているのかは、「バイオハザード リベレーションズ」のゲーム容量を知ると、前述の情報で納得できるかもしれません。
「バイオハザード リベレーションズ」は、1作目のゲーム容量が12.0GB、2作目のゲーム容量が23.6GBです。
この商品を前述の「ドラゴンクエストヒーローズ」のように、1ソフトで発売するとなると、1作目+2作目=12.0GB+23.6GB=35.6GBとなるので、そもそも現時点ではこの容量に対応したゲームカードが存在しません。
また、「バイオハザード リベレーションズ」は、2作目単品のパッケージ版もなく、ダウンロード版しか存在しません。
この理由は桜井氏情報が謎を解いてくれるかもしれず、2作目は単品でも23.6GBと、16GBを超え、高価なゲームカードを使用することになってしまうので、コレクションパッケージであっても、1作目と2作目の個別のソフトが付属したりはしないということなのでしょう。
よって、現時点では、ニンテンドースイッチでは16GBを超えるゲームは、パッケージで発売しにくいというような部分はあると考えてもいいかもしれません。
ちなみに、16GBと32GBではなくても、容量がアップするとゲームカードの値段は上がるはずです。
このため、安価な発売を目指して、少しでも容量の小さいゲームカードに収めるため、例えば、「ロックマン クラシックス コレクション 1+2」のように、容量がそれほど大きくないゲームソフトのパッケージ版であっても、一部のデータをダウンロード必須にしているゲームが存在すると考えていいのかもしれません。
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コメント
5Gが普及したらDL版の割合が更に増えるかもしれないですね
はえーシンプルに面白い記事だ。
なるほど…だから多少のお金が掛かっても大容量のSDカードを買う事を推奨されているのか…50GB近くの大容量でも楽に入って安価なBlu-rayディスクとは違って小さい分その小ささにデータを詰め込む技術と手間が掛かるカートリッジってのはめちゃくちゃ高価なものなんだな…
こう考えるとNintendo SwitchってPS4との性能差がまだある割には本体とかコントローラーとかSDカードとか用意するものがPS4以上に高価な気がするのだが…
ハード設計をもうちょっと頑張れんもんかね
他所よりサードの参入に力を入れないとだめなのに
ずっと参入しづらい環境のままだし
次の世代は開発投資して他社据え置きに少しでも近づけないと
本当に終わってしまうぞ
性能よりこっちのほうがネックになってると思うよ
何が終わるのかは知らんが大作はPS、箱で中堅以下はスイッチって流れは次世代でも変わらんでしょ
記事にあるバイオリべ現世代機版はスイッチ版が一番売れたらしいしインディーゲーもスイッチ版が一番売れた報告が多数
ハード一神教じゃなければ遊びたいソフトが出るハードを買えばいい
でも追加データーをDLして格納するSDカードの費用は結局ユーザーが支払ってるので
余分に金がかかるのは一緒なんですけどね
この辺は販売価格が高いと躊躇する購入者とSDの容量単位辺りのコストパフォーマンスを
天秤にかけた上での決断なんだろうけど
カードは値段と製造に時間がかかるという問題点が改善されないと
AAAクラスはキツイな特に海外のは
NBA 2Kのパッケージ販売がほとんど追加DLにして安い容量のカートリッジで売り始めた頃から、スイッチのパッケージ版、製造コストの高さは問題になってたことだけど、
ドラクエはボイス入りで16GB以内に圧縮して、安いカートリッジで販売するめどがたったのかな?それとも32GBのカートリッジの製造元が値下げしたのか?どっちだろうか…
これは確かにスイッチの弱点の1つで問題だと思うけど、最初から言われてた事で改めてまた1つ証言が増えたって感じの話ですよね。
スイッチが携帯機とのハイブリッドになってるからもうしょうがないとしか言えないと思うし簡単には問題解決しないでしょうけど、今の所ハイブリッド機の良さもあって充分成功してるから何とも言えないと思う
大容量になるとソフトにしろハードにしろどこかにしわ寄せくるのね
まあそういうゲームはPS4とかにまかせても良いんじゃないかな
ゲーム市場をスイッチで食いつくすなんて思ってないでしょ
マリカーやスマブラで十分面白いし、客層的に無理することはない
ドラクエはベースが既に完成してるPS4版だから新作ほどコストかからないし16でもいいって判断出たのかな?
今度の新型はそこに期待だね
Nintendo Rich
発想の任天堂と技術のソニーが協力すれば最高のゲーム機が出来るんだろうなと改めて思った
ROMカセット容量問題はゲームキューブ登場で死んだ
そう思っていた時代もありました
今はROM+SDカードという形も出来るから昔よりは多少ましだけど
なるほどなぁ。一部DLや片方DLや、リメイク再販なのに高額の謎が分かったわ
スーファミや64の頃と変わってないね
ベヨネッタが1だけDLだったのそういうことだったのね
これは良記事
感謝です