ニンテンドースイッチ、未来の姿をサムスンが実現しそう。折り畳み式という過去の姿

　ニンテンドースイッチについて、1つ話題が出ています。

　話題は、未来の姿をサムスンが実現しそうだというものです。

スイッチ、未来の姿をサムスンが

　ニンテンドースイッチについては、2025年に次世代機、後継機となる新ハードが出るとみられています。

　この新ハードは、ドックはデザインが変わるとみられています。

　ただ、液晶画面付きの本体部分の見た目は現在のニンテンドースイッチと大きく変わらず、画面サイズが大きくなったり、ジョイコンの取り外し仕様がマグネットになったり、ボタンが増えるぐらいの変化だと言われています。

　今回、ニンテンドースイッチの次世代機、後継機ではあまり変化がないものの、将来的に大きくその見た目を変えることが出来る技術をサムスンが海外で特許申請していることが少し話題になっています。

　それは、折り畳み式の携帯ゲーム機というものです。

　サムスンが特許申請している折り畳み技術は、本体を内側に折るのではなく、外向きに折り畳む構造になっています。

　また、内側に折り畳むことも可能であり、その場合に備えて、スティックが邪魔になって閉じることが出来ない状態にならないような「穴」も設けられています。

　このようなディスプレイの折り畳み技術は、1方向についてはサムスンのスマホで既に採用され、製品化されています。

　また、内側と外側の両方に折り畳める技術は、上のようなものであり、現在開発段階になっています。

　ただ、今回の特許は、他の部分も合わせて、それらの技術をよりゲームハードに適した内容にしたものです。

　ちなみに、サムスンの折り畳みディスプレイ技術は驚異的であり、本来はソニーあたりがやらなければならない技術になっているような気もしますが、上のような折り畳みから拡大させるようなディスプレイも既に開発中です。

折り畳み式という過去の姿

　今回のサムスンの特許は、画面サイズが8インチになり、これまでよりも大きくなるとみられているニンテンドースイッチ2本体をより簡単に持ち運ぶことが出来るものでもあるので、ニンテンドースイッチの未来の姿だと評価することが出来ます。

　一方、折り畳み式の携帯ゲーム機については、ニンテンドー3DSなどが存在していたので過去の姿に戻るとも言えるものです。

　このサムスンの特許は、サムスン自身がSteam Deck的なPCゲーム用のハードを発売するときなどに使う可能性があります。

　また、サムスンは任天堂とも関係が深く、ニンテンドースイッチの有機ELディスプレイなどはサムスン製です。

　このため、今回のサムスンの特許は、ニンテンドースイッチ3まで待つことなく、将来的にニンテンドースイッチ2の新モデルとして採用される可能性もあるものになっています。

　なお、一般的に特許は製品化する予定がないものについても申請しておくことが多いので、今回の特許がサムスンの新製品やニンテンドースイッチの未来の姿になるかどうかは全く分からない部分もあります。

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