「ニンテンドースイッチ オンライン」と「PSプラス」について、1つ話題が出ています。
話題は、自動継続の仕様を変更するというものです。
自動継続の仕様を変更へ
「ニンテンドースイッチ オンライン」と「PSプラス」は、どちらも主にオンラインプレイを行うために加入する有料サービスです。
これらは、月単位、あるいは年単位で料金を支払う「サブスク」型のサービスになっています。
また、これらのサービスのクレジットカードなどでの決済では、「自動継続」(自動更新)という仕様が設けられています。
これは、月単位、あるいは年単位の課金が切れる場合、自動的にまた同じ課金が実行されるという仕組みです。
今回、この「ニンテンドースイッチ オンライン」と「PSプラス」の自動継続(自動更新)の仕様の変更が明らかになっています。
これによると、まず、ニンテンドースイッチ オンラインは、サービス加入時のデフォルトの設定が「自動継続あり」の状態にはならなくなるとのことです。
これにより、自動継続を行いたい場合は、自らオプション設定を変更する必要があるということになります。
PSプラスは、長期間サービスを利用していないにも関わらず、課金状態が続いているユーザーに対して連絡をすることを始めます。
そして、連絡をした後も、ユーザーが長期間サービスを利用しない形で課金状態が続いている場合は、ソニー側がサービスを停止する措置を取るとのことです。
よって、少し方法は異なりますが、「ニンテンドースイッチ オンライン」と「PSプラス」におけるユーザーの保護が、これまでよりも少しだけ手厚くなります。
今回の「ニンテンドースイッチ オンライン」と「PSプラス」の変更は、「英国 競争・市場庁」が、任天堂とソニーに対して「指導」を行った結果によるものです。
つまり、ざっくり言えば、イギリスの公的機関に怒られたので、その内容を改めるというものになります。
このため、イギリス以外の国でも、このような仕様変更を行うかどうかは今のところハッキリしません。
ただ、任天堂は以前、ヨーロッパにおいて、予約したデジタル商品のキャンセルを一切認めないのはおかしいと「指導」され、後に日本でもその指導通りに一部キャンセル出来るように変更して来ているので、今回の変更も、後に日本で同じように行うと思われます。
また、ソニーも同様だと思われます。
ちなみに、どこの企業が初めて採用したのかは謎ですが、サブスクの「勝手にオンにされる自動継続」は、非常に評判の悪い仕様であり、「ニンテンドースイッチ オンライン」や「PSプラス」の他、動画配信サービスなどにも海外の公的機関の「指導」が入る状態になっています。
また、今回のイギリスの公的機関の指導は、マイクロソフト(Xbox)に対しても行われていましたが、マイクロソフトは先に、任天堂やソニーと微妙に違う「改善」を行っています。
コメント
消費者にとっては良い事ですね。ゲーム機に精通してるから大丈夫な人が多いけどそうでない人もいるから。アマゾンプライムとかも勝手に自動更新支払いされてて痛い思いしたからなぁ。
スイッチオンラインが途中解約出来ないことや追加パックに月額プランがないところも後々指導されそうやね
以前から加入していれば自動継続の設定なのでしょうか?
これ、自動有効にしているのって無効し忘れによる利益を得る為だけであり、ユーザーからしたら百害あって一利なしだよね
ひどいのになると解約してる途中で、解約キャンセルの選択肢が度々出てきて、解約してないことに気づかないとかあるからな。
自分が悪いのは確かなんだけど、意地の悪い選択肢ださないでほしい。
自分はそれで2年間くらいDAZNで無駄な支払いしたことある
オンラインプレイ中に最終日なの忘れてて接続ぶつ切れとかもありうるから一利はあるだろ。
そもそもゲームに限らず殆どの月額サービスで初期設定が自動継続な以上、「気づかないでぶつ切れ」は増えると思う。
最初に契約(再開)時に選ばせるしかないね。