ニンテンドースイッチについて、1つ話題が出ています。
話題は、セーブデータ送信・受信という隠し機能が存在するというものです。
スイッチ、セーブデータ送信・受信
ニンテンドースイッチは、カートリッジでソフトが販売されています。
ただ、ニンテンドースイッチのカートリッジは、ニンテンドー3DSなどと異なり、セーブデータを保存する機能は存在しません。
ニンテンドースイッチソフトのセーブデータは、本体のメモリ(ストレージ)に保存する仕様になっています。
そして、この本体に保存されているセーブデータは、バックアップ目的などでユーザーが任意に取り出すことは出来なくなっています。
今回、このニンテンドースイッチ本体に保存されているセーブデータについて、「セーブデータ送信・受信」という機能が存在することが明らかになっています。
これにより、任天堂のサポートに関連した場合ならば、任意のセーブデータの取り出し(送信)や復元(受信)を行えるそうです。
サポートの特殊メニュー
ニンテンドースイッチの「セーブデータ送信・受信」という隠し機能は、サポートの特殊メニューとして出現します。
このため、インターネットを介して任天堂のサポートのオペレーターが操作を行うことで初めて利用できる機能になっているそうです。
この「セーブデータ送信・受信」は、セーブデータに異常がないかどうかを調べてもらうときなどに使う隠し機能です。
具体的には、まず、ユーザーが自宅からオンラインで任天堂のサポートにセーブデータを「送信」します。
次に、任天堂がそれを受信してチェック&修復し、またユーザーが自分のニンテンドースイッチでチェック&修復済みのセーブデータを「受信」して元に戻すというような使い方です。
よって、前述のように、ニンテンドースイッチはセーブデータの取り出しがユーザー側で行えないので、その異常を任天堂のサポートにチェックしてもらうためには、通常はニンテンドースイッチ本体ごと送らなければなりません。
しかし、実はニンテンドースイッチにはサポート用の特殊メニューとして「セーブデータ送信・受信」という隠し機能が存在するので、オンラインでのデータのやり取りだけでセーブデータの修復などのサポートを完結させることが出来るようになっているということです。
ちなみに、他のゲームハードなども同じですが、ニンテンドースイッチはセーブデータの内容を保証していないので、通常はセーブデータに異常があるとサポートに連絡したら、「初期化してやり直せ」というような対応がなされることになります。
今回のユーザーの場合は、かなり粘って「セーブデータ送信・受信」の対応へと進んでいるような状態になっています。
なお、このニンテンドースイッチの機能は以前から存在し、例えば、あつ森のセーブデータを直してもらったというような事例も過去にあったようです。
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