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スイッチ2、1年目の販売台数が少ないのではという疑問に古川社長が回答

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 ニンテンドースイッチ2について、1つ話題が出ています。

 話題は、1年目の販売台数が少ないのではという疑問に古川社長が回答しているというものです。

 

スイッチ2、1年目の販売台数

 ニンテンドースイッチ2は、先の「スイッチ2、初年度の出荷数は需要よりかなり少ない可能性も。販売予測は1500万台と弱気」の記事でご紹介したように、1年目の販売台数は1500万台だと任天堂が想定していることが明らかになっています。

 この販売台数の想定は、スイッチ1の2年目(発売2か月目からの1年)の販売台数と大体同じです。

 ただ、WiiUのようにまた大失敗する可能性も一部で指摘されていたスイッチ1と異なり、普通に成功するという声が多いスイッチ2の販売台数としては少ないという指摘が多く出る状態にもなっています。

 今回、スイッチ2の1年目の販売台数が少ないのではという疑問に、古川社長が任天堂の決算説明会の場で回答しています。

 この回答をざっくり言えば、まず、スイッチ2の1年目はスイッチ1と同程度の販売を目指しているとされており、1500万台という想定はその部分から来ているとのことです。

 そして、この目標が弱気だと言われてしまっているものの、スイッチ2は価格が高く、早期に普及させるハードルはスイッチ1よりも高いと考えているそうです。

 また、今は発売日付近に買いたいという人が多いと話題になっているものの、このような需要が年末商戦以降も続く保証は全くないので、スイッチ1の販売実績と同じ1500万台の販売台数の予想は、高いハードルから考えれば弱気だとは思っていないようです。

 よって、ニンテンドースイッチ2については、日本で5万円、海外だと7万円ぐらいすることもあり、発売から1年間ずっとスイッチ1以上の需要が続くと簡単に思えない部分もあるので、事前の評判などを考慮しても1年目の販売台数は1500万台の想定になっているということです。

 実際、海外だと「スイッチ2、drop the pricesタグなどで値下げ要求」の記事でご紹介したように、「買わない」というような動きもみられます。

 そして、そういう人たちも結局は「買う」のだと思われますが、それでも発売1年目には買わないかもしれないので、スイッチ1以上の1年目が実現できるかどうかは不透明だということになります。

 これは、任天堂としては高い、高いと言われるのは想定済みだったということでもあります。

 ちなみに、スイッチ2の1年目の販売台数が1500万台の想定なのは、生産ラインの確保や部品の調達など、生産の都合でそうなっているというような推測もありました。

 しかし、この点は古川社長は否定しており、生産の都合で1500万台にしたわけではないそうです。

 これは、もっと増産することは出来るという意味でもあるので、本当に1500万台を大きく超える需要が1年目に発生しそうならば出荷数も増えるのだと思われます。

 また、実際に既に生産体制の強化に入っているということもコメントされています。

 なお、ニンテンドースイッチ2の1年目は、日本ではスイッチ1以上の結果になりそうです。

 しかし、古川社長は全くコメントしていないものの、海外の需要については、予約開始後、すぐに売り切れていないショップもあったりするなど、最初だけではないかという見方もあるので、スイッチ2がスイッチ1と同じぐらい大きく売れるかどうかはまだ分からない部分もあります。

 一方、日本については需要予測を見誤ったとも言えるかもしれません。

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