ニンテンドースイッチ2の話題を1つご紹介しておきます。
話題は、ゲームカードの最大容量が増える可能性があるというものです。
スイッチ2、ゲームカード最大容量
ニンテンドースイッチ2のパッケージ版ソフトは、ディスクメディアではなく「ゲームカード」と呼ばれているカートリッジタイプで提供されています。
このゲーム用のカートリッジは、任天堂がニンテンドースイッチやニンテンドースイッチ2向けに特注して作っているものです。
つまり、スイッチ1やスイッチ2専用のものであり、どのような仕様のゲームカードを作るかは任天堂と製造元が協議して決めているということです。
今回、スイッチ1やスイッチ2のゲームカートリッジの製造元である「マクロニクス」が、決算説明に関連して少しコメントしています。
これによると、マクロニクスは今後ゲームカードの製造において、これまで任天堂向けでは使っていなかったMLC NANDと3D NANDの技術を使っていくことにしているそうです。
そして、この新技術の採用により、今後、様々な容量のゲームカードの製造が出来るとされています。
MLC NANDと3D NANDは、別の技術概念ではありますが、どちらも大容量化するときに使うものです。
このため、今回の発表は、今後ゲームカードの大容量版を製造することを決めたという意味にもなっています。
つまり、スイッチ1も該当しますが今から増やす意味はあまりなさそうなこともあり、今後、特にスイッチ2用のゲームカードの最大容量が増える可能性が出て来たということです。
これは、現在のスイッチ2用のゲームカードの最大容量は64GBだと言われているので、それほど遠くない時期に128GBなどのゲームカードが登場するということです。
そして、128GBなどのゲームカードが登場すれば、これまではダウンロード専用ソフトかキーカード版にするしかなかった64GBを超える容量のスイッチ2向けサードソフトの完全なパッケージ版が登場する可能性も出て来たということになります。
ちなみに、スイッチ1用のものでも高いと言われていましたが、スイッチ2用のゲームカードの原価はスイッチ1用を更に超える値段の高さになっているので、そもそもサードがキーカードのゲームばかり出すのは容量の問題ではないとも言われています。
このため、今後スイッチ2用のゲームカードの最大容量が増えたとしても、スイッチ2向けのパッケージ版ソフトがキーカードだらけの状態は変わらないかもしれません。
ただ、これまでのように、容量の問題で完全なスイッチ2ソフトのパッケージ版を出したくても出せない状況が減るのは良いことだと思われます。
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