任天堂の「ピクミン」について、1つ情報が出ています。
情報は、ピクミンの名前の由来の完全版と言えるものが明らかになっているというものです。
ピクミン、名前の由来
「ピクミン」シリーズの最新作として、「ピクミン4」がニンテンドースイッチで発売される予定です。
そして、今作の発売に合わせて、「開発者に訊きました:ピクミン4」というインタビュー記事が任天堂の公式サイトで公開されています。
このインタビュー記事の中で、ピクミンの名前の由来がコメントされています。
まず、初代ピクミンは、その名前が付く前、数多くのキャラクターを動かすゲームとして開発されていました。
そして、そのときにまだ名前が付けられていない、後にピクミンと呼ばれるキャラクターを、1匹、2匹…と数えていたそうです。
この1匹(いっぴき)、2匹(にひき)と数えている姿を見た任天堂の外国人プログラマーが、このキャラクターは「ピキ」と呼ぶと勘違いし、後にピクミンと呼ばれるキャラクターは、そこから「ピキ」と呼ばれるようになりました。
その後、「ピキ」から派生して「ピッキー」と呼ばれるようになります。
そして、正式名称を付けるときに、「Pick me」(私を引き抜いて)という言葉にも「音」が似ているということになり、「ピクミン」という名前に決めたそうです。
この名前について、任天堂の宮本茂氏は、栄養素の「ビタミン」にも音が似ているので「ええんやないかと(笑)」と認めたことをコメントしています。
よって、ピクミンの名前の由来は、キャラクターを数えるときの「匹」から「ピキ」と呼ばれ、それが「ピッキー」に変化し、正式名称を付けるときに「ピッキー」に近い名前を考える中で、ピクミンの仕様とも言える「Pick
me」(私を引き抜いて)の音に近い「ピクミン」に決まったというものになります。
完全版
任天堂の「ピクミン」の名前の由来が語られたのは、今回が初めてではありません。
過去には、「Pick me」の音に近いからピクミンという名前になったというのは間違っているというような宮本茂氏のコメントもありました。
また、以前、正式名称を付けるときに「ピッキー」に近い名前を考えることになったのは、「ピッキー」では商標の問題が発生するからということも宮本茂氏によってコメントされていました。
このため、今回のピクミンの名前の由来の話は、「Pick me」の話は間違いではなかったという部分と、過去に商標の問題がコメントされていた部分を足して「完全版」として説明すると以下のようになります。
ピクミンの名前の由来については、まず、キャラクターを数えるときの「匹」から「ピキ」と呼ばれ、それが「ピッキー」に変化し、これを後にピクミンと呼ばれるキャラクターの名前に使用するつもりでした。
しかし、「ピッキー」だと商標の問題が発生することが分かったので、「ピッキー」に近い名前を考える中で、ピクミンの仕様とも言える「Pick me」(私を引き抜いて)の音に近いということもあり、「ピクミン」という名前に決まりました。
また、この名前は、栄養素の「ビタミン」にも音が似ていていいのではないかという宮本茂氏の許可が出たものにもなっています。
ゲーム内はピクピクニンジン
任天堂の「ピクミン」の名前の由来の完全版となる説明は、前述のようなものとなります。
また、「ピクミン」の名前の由来については、ゲーム内の世界で、なぜこのキャラクターはピクミンと呼ばれているのかという説明が任天堂のピクミンの公式サイトで行われています。
これによると、ゲーム内のピクミンの名前の由来は、ホコタテ星の特産品である「ピクピクニンジン」という食材に似ているからというものになっています。
よって、ゲーム内の設定は、ゲーム開発中の名前の由来と異なり、「ピクピクニンジン」のデザインに似た生物だから「ピクミン」と呼ばれているというものになっています。
コメント
ぴくみんしたい
詳しく書いていてわかりやすかったです