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ニンテンドースイッチ 次世代機、バッテリー取り外し可能なモデルが求められる状態に

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ニンテンドースイッチ 次世代機、バッテリー取り外し可能なモデルが求められる状態に

 ニンテンドースイッチについて、1つ話題が出ています。

 話題は、次世代機はバッテリー取り外し可能なモデルが求められる状態になっているというものです。

 

スイッチ次世代機とバッテリー取り外し

スイッチ次世代機とバッテリー取り外し

 ニンテンドースイッチは、マイナーチェンジ版ではなくスペックアップした次世代機の発売が準備中だと言われています。

 この次世代機は、最も早ければ2024年春に登場すると言われています。

 今回、このニンテンドースイッチの次世代機に関係すると言われているものが海外で話題になっています。

 それは、ヨーロッパ連合(EU)が、スマホなどのモバイル機器に搭載されるバッテリーは、ユーザーが簡単に取り外しできるようになっているものしか販売してはいけないという法律を制定する準備を行っているというものです。

今後法律が施行され、そのときの現役ハードであるとみられている「ニンテンドースイッチの次世代機」は、バッテリー取り外し可能なモデルが求められる状態に

 このEUの法律の準備は、少し前に「スマホのバッテリーは取り外し可能なモデルしか販売できなくなる」というような内容でニュースになっています。

 ただ、EUが法案に明記しているのは「スマホ」だけではなく、「モバイル機器」です。

 この「モバイル機器」に、「携帯型のゲーム機」が含まれるのかどうかについて、海外メディアがEU側に質問したところ、バッテリーを搭載する携帯型のゲーム機は、今回の法律で規制の対象になるという回答を得られたそうです。

 よって、今後法律が施行され、そのときの現役ハードであるとみられている「ニンテンドースイッチの次世代機」は、バッテリー取り外し可能なモデルが求められる状態になっているということになります。

 ただ、今回のEUの法律はまだ準備中であり、制定されると決まったものではありません。

 しかし、欧州議会で賛成多数の状態で可決されたものになっているので、今後、いくつかの手続きを経て、普通にEU内の法律として制定されるとみられています。

 そして、手続きが順調に進み、法律が制定された場合、その施行は2027年以降になると言われています。

 このため、それまでに発売されたものは引き続き販売できるとされていることもあり、ニンテンドースイッチの次世代機でバッテリー取り外し可能なモデルが登場するのは、実際にはニンテンドースイッチの次世代機のマイナーチェンジ版からかもしれません。

 

ニンテンドースイッチの次世代機でバッテリー取り外し可能なモデルが登場するのは、実際にはニンテンドースイッチの次世代機のマイナーチェンジ版から

求められる状態になる理由

 今回のEUの法律は、ニンテンドースイッチだけではなく、Steam Deckなどの他の携帯型ゲーム機も関係します。

 これについては、Steam Deckはバッテリー交換をユーザーが行うことが出来る道具の販売がiFixitと提携して行われているのでセーフだとも言えるかもしれません。

 しかし、今回の法律は、付属品として無料提供された道具以外の特殊な道具を使用せず、ふたを開けて外すだけなど、簡単な手順で交換できる必要があるとされているので、Steam Deckも現在の仕様だとアウトになります。

 一方、モバイル型ではないPS5やXboxには影響しないということになっています。

最も早くて2027年以降ですが、ニンテンドースイッチの次世代機なども、いずれバッテリー取り外し可能なモデルが登場し、最終的にはそのモデルが標準になる可能性

 このEUの法律は、なるべく環境を汚さないようにするためなど、バッテリー回収のしやすさ向上を理由として制定されます。

 また、特にスマホの場合は製品寿命の延長を狙うという理由もあり、全体的にSDGs(持続可能な開発目標)的な理由から制定が目指されているものです。

 そして、商売としてヨーロッパ市場を無視するわけにもいかず、企業が反する活動を行いにくいSDGsという理由で制定されるものでもあるので、この法律がEUで施行された場合、各メーカーも従わざるを得ないのではないかとも言われています。

 実際、先にEUで制定されていた「モバイル機器の充電端子はUSB Type-Cにしなければならない」というEUの法律は、あれだけ独自規格にこだわっていたアップルの野望を打ち砕き、次のモデルからiPhoneもUSB Type-C搭載で販売されると言われています。

 よって、最も早くて2027年以降ですが、ニンテンドースイッチの次世代機なども、いずれバッテリー取り外し可能なモデルが登場し、最終的にはそのモデルが標準になる可能性が高くなっています。

 ちなみに、バッテリーを取り外し可能にすると、本体サイズを従来品よりも大きくせざるを得ないと言われているので、今回のEUの法律はスマホやゲーム機への影響が大きい法律でもあります。

 また、ゲーム機の場合は、かつてソニーの携帯ゲーム機「PSP」がそれだったのですが、改造への足掛かりにされる可能性もあります。

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コメント

  1. 匿名 より:

    3DSシリーズとWii U、SwitchのProコンバッテリーが共通だったりなかなか考えられてると思ってたけど何でSwitch本体のバッテリーは取り外し不可なんだろう
    GBA SPやGBmicro向けの社外製の粗悪なバッテリーが現在も販売されている等の問題もあるだろうけど

  2. 匿名 より:

    EUとか北欧圏って社会主義だった国も少なくないからか、妥当性がよく分からない法律とか施政ができる事あるよね

    その点で「欧米」って一括りにされるけど、個人自由主義のアメリカと、人権派自由主義のEUって割と理解し合えないところ多いんじゃ無いかと思う

  3. 匿名 より:

    PS5のプロジェクトQはモニターだから対象外になるんかな

  4. 匿名 より:

    トヨタが開発中の全固体電池って取り外して自力で交換できる代物なのけ・・・?
    任天堂とは提携の用意があるみたいなんだが

  5. 匿名 より:

    これは、『Switchの次世代機に携帯モードが有れば』という仮定の話ですよね。
    まあ、携帯モードは必ず有ると思っているので異論はないですけど。

  6. 匿名 より:

    ユーザーがバッテリー交換できる仕様にすること自体は歓迎するけど、
    環境負荷の低減を目的(の1つ)とするのは無理があるかも。
    ユーザーが自由に交換できるようになるとルールを守らない廃棄が増えるはず。
    バッテリー回収のインフラ整備を同時にやらないと。
    メーカーに一任とかじゃ無責任すぎるし。

  7. 匿名 より:

    Switchはあくまで据え置き型ハード機として発売してるけどモバイル機のルールに従わないといけないのかな?

  8. 匿名 より:

    バッテリーなんて交換可能が当たり前だったが、iPhoneの登場を境にメーカー側に「バッテリー交換なんてユーザーで出来なくてもいい」という風潮が蔓延しだした

    あるべき姿に戻るだけであって、国はもっと早くに対策すべきだった

  9. 匿名 より:

    今のスマホとかの高電圧のバッテリーをユーザーが好き勝手弄られる状態にするのは安全上どうなんだろうと思う。
    それに密閉性を保ってるから小型化も防水性も維持出来る訳で、取り外し可能とかにしたらまたおかしなことになりそうなんだが…

    修理出来る権利とか言ってるけど、一般人そんなに皆知識も技術も無いじゃん。
    くっそあぶねぇ、ってか開発側に何無茶振りしてんのよ…とか思うんだけど…

  10. 匿名 より:

    pspはバッテリーから割られたんだよな

  11. 匿名 より:

    ガラケーのバッテリー捨てるタイミング逃して困ってるわ

  12. 匿名 より:

    Switchとかは多少大きくなろうと「ゲーム機」だから気にしないけど
    スマホなどモバイル機器の防水性能が落ちないかが心配
    またガラケー時代のように汗や雨で端末壊す時代に……

  13. 匿名 より:

    パンドラバッテリーとか懐かしいなぁ

  14. このコメントは載せなくてもいいです より:

    自分がスマホに持ち替える直前まで使ってたシャープ製の防水ガラケー(SB 841SH)
    バッテリーパックの交換を二度経ながら足掛け三年使ったけど、その間風呂場に持ち込んでお湯のシャワーで洗ったりしたのに不調らしい不調が出なかったよ
    でもま、これがSwitchみたいな空冷機構の端末となると同じようにはいかないだろうな・・・

  15. 匿名 より:

    正直あんまり素人がいじれるべきでないって部分もあると思うけどねー。
    バッテリーの共通化とかじゃなくて誰でも簡易分解できるようにって感じだから正直防水とかコストとかのデメリットの方がでかそうなんだよな。

    メーカーもじゃあ売らねえわってできないだろうから大変ね(スマホは採算取れないから海外では売らないみたいなの結構あるけど)

  16. 匿名 より:

    3DSと同じ様に自分で交換できるのなら、その方がいいです
    バッテリーが寿命になった時、京都に送らなければならなくなるのはきついですから
    その間ゲームできないし

  17. 匿名 より:

    PSPのものは、修理やサービス用に用意した仕組みが裏目に出ただけなので、
    バッテリー交換式にするとプロテクトが突破されるとか脆弱になるというものでは無いです。
    あえて言うなら、システム設計に穴があった。

  18. 匿名 より:

    非純正品の品質悪いやつをはめて破裂する事故とか起きそう

  19. 匿名 より:

    今は周りがついてきてくれているからいいけど、いつかEUがガラパゴス化するんじゃないかな

  20. 匿名 より:

    販売価格を倍にしたEU対応モデルでも出したら?
    買う方にも選択の自由はあるべき。防水や安全性に重きをおく人は従来タイプ、バッテリー自主交換したいならEU対応モデル、みたいにさ。

  21. 匿名 より:

    ⬆その分開発コストがかかるからその選択肢は無いかな。
    ただでさえ携帯できる→ある程度の防塵・防水機構が必要なのにそれを消費者側が自由に開閉できるようにするためにまた色々考えなきゃいけないし。
    どっちも元が取れるくらい売れるならいいだろうけど

  22. 匿名 より:

    交換可能でコストが上がるのはノーサンキューだな
    ぶっちゃけ3DSはアダプター挿しっぱなしとか無茶しても最後までバッテリーへたらなかったしな
    Switchも同様

  23. 匿名 より:

    こりゃはEUは市場として機能できんな

  24. 匿名 より:

    バッテリーより、ネジ1.2個でファン周りを掃除できるようにしてくれる方が必要とされてるよ

  25. 匿名 より:

    任天堂としては大きく重たくなるし、子供が壊しやすくなるからしたくないと思う。するなら、EUだけ規格を変えるみたいな事しないと作りたいものが作れなそう

  26. 無理難題では より:

    高度なCPUを使うほどに発熱が伴うので、バッテリー取り外し型にすると、常に発火のリスクが伴う。
    規格外品を使用したり、ゴミの付着などが更なるリスクを高める。
    そうなれば、メーカーは訴えられる無駄なリスクを背負うことになり、お互いにデメリットしかない。
    交換費用を安くする以外に方法が無いかと思われる。

  27. 匿名 より:

    そもそも交換する必要性がほとんど無い訳で
    バッテリーも進化してるよね

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