PS5、8K対応の表記が消え話題に。そもそも8K出力できるのかという疑問も

　ソニーの「プレイステーション5」について、1つ話題が出ています。

　話題は、8K対応の表記が消えたというものです。

PS5、8K対応の表記

　「プレイステーション5」本体の新パッケージが発表されました。

　発表されたのは、「PlayStation5 "原神" ギフトパック」という本体です。

　この本体は、既存のPS5本体に加えて、「原神」のゲームのデジタル特典が付属するというものです。

　付属する「原神」のデジタル特典は、以下のものです。

　・コスチューム引き換えチケット
　・祭典名刺「祭典・岫雲」
　・原石 ×800
　・大英雄の経験 ×10
　・モラ ×100,000

　「PlayStation5 "原神" ギフトパック」の発売日は2024年7月17日（水）で、価格は66,980円です。

　これは、通常のPS5本体と同じ値段になっているため、これからPS5で「原神」をプレイする人にとっては、デジタル特典分だけお得だというような本体となります。

　そして、この原神のPS5本体のパッケージ画像から8K対応の表記が消えていることが話題になっています。

そもそも8K出力できるのか

　「プレイステーション5」本体のこれまでのパッケージには、上のような「8K」のロゴが存在しました。

　一方、今回発表された「PlayStation5 "原神" ギフトパック」のパッケージには、「8K」のロゴが存在しません。

　これは、原神のPS5本体は、これまでのPS5本体と全く同じ性能のものなので、ロゴの有り無しの違いが存在するのは本来はおかしなものとなります。

　これについては、ただ印刷を間違っているだけという可能性も存在します。

　しかし、PS5本体については、「8K」のロゴが存在するものの、そもそも通常の定義で言うところの「8K出力」できるのかという疑問が発売当初から存在しています。

　つまり、通常の定義で言うところの8K出力できないのに、独自の解釈で、あるいは将来のアップデート計画の存在だけで8Kのマークを表記しているのではないかと言われていたということです。

　今回、最新のPS5本体パッケージで8K表記が消えたということは、ソニー自身がPS5で8K出力できないことを認めたのではないかとも言われています。

　ちなみに、そのように言われるのは、PS5の公式サイトの表記は、元々は「PS5は8K出力にも対応。4320pの高解像度でプレイできます」というものでした。

　しかし、本体の発売後、いつの間にかPS5の公式サイトの表記が、「PS5はHDMI 2.1で接続した8Kディスプレイに対応しています」というものに変わっていたからです。

　つまり、「PS5は8K出力にも対応」の記述をわざわざ削除したということは、PS5はそもそも通常の定義で言うところの「8K出力」できないとソニーが考えているからではないかということです。

　そして、今回、新パッケージから8Kロゴが消えたことで、PS5は通常の定義で言うところの「8K出力できない」という根拠がまた増えた形になっています。

　なお、8Kのロゴなしは、最近出荷された他のPS5本体パッケージでも確認できるようです。

　このため、今後は8Kロゴなしパッケージに全て変わるとみられています。

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