スマブラ スペシャル、握手シーンはどうしても入れたかったと野村氏

　ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」について、スクウェア・エニックスの野村哲也氏が少しコメントしています。

　この中で、握手シーンはどうしても入れたかったことなどが述べられています。

スマブラSP、握手シーン

　「スマブラ スペシャル」は、最後の参戦キャラクターとして、スクウェア・エニックス＆ディズニーの「キングダムハーツ」シリーズから「ソラ」が追加されています。

　今回、このソラ参戦について、海外メディアのインタビューで、スクウェア・エニックスの野村哲也氏が少しコメントしています。

　まず、ソラの参戦については、他のキャラクターと同じく「参戦ムービー」が作られています。

　この参戦ムービーは、最後の追加キャラということもあってか、他のキャラクターのものよりも壮大な雰囲気の内容になっていました。

　中でも、最後にマリオとソラが握手するシーンがなかなか感動的であるとも言われています。

　スクウェア・エニックスの野村哲也氏は、このマリオとソラが握手するシーンについて、自身がどうしても入れたい要素だったので、ファンの皆さんが注目し楽しんでもらえたことを嬉しく思っているとコメントしています。

　よって、「スマブラ スペシャル」のソラ参戦ムービーの最後の握手シーンは、スクウェア・エニックスの野村氏の要望で入れられたような感じになっています。

　ちなみに、「キングダムハーツ」シリーズは、任天堂の「スーパーマリオ64」をプレイし、衝撃を受けた野村哲也氏が、スクエニ版の「スーパーマリオ64」的な3Dアクションゲームを作ることを目標にして立ち上げたシリーズとして知られています。

　このため、「スマブラ スペシャル」のソラ参戦ムービーは、「キングダムハーツ」の主人公ソラが、誕生のきっかけになったマリオと肩を並べて握手するまでに成長したということが示されたものでもあります。

　つまり、握手シーンは、ソラの生みの親である野村哲也氏にとっては、かなり特別な意味があるシーンだとも言えます。

　なお、野村哲也氏は、これまでマリオのゲームを楽しませてもらったお礼として、ちょうど良い機会であるという考えもあって、今回のソラ参戦を支持したということも明らかにしています。