スマブラ

スマブラ スペシャル、任天堂の公式データによる各キャラの勝率の範囲

スポンサーリンク

 ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」について、桜井政博氏がファミ通で少しコメントしています。

 今回は、任天堂の公式データによる各キャラの勝率の範囲についての話です。

 

スマブラ スペシャル、キャラデータ

 「スマブラ スペシャル」は、性能の異なるキャラクターの中から好きなキャラを選んで対戦を行うゲームです。

 このため、各プレイヤーの腕前の他に、そのキャラクターの性能という部分が勝率に影響します。

 極端なことを言えば、恐ろしく弱いキャラクターを使う腕前の高い人よりも、恐ろしく強いキャラクターを使う腕前の低い人の方が勝てる可能性もあるということになります。

 ただ、スマブラの場合は、もちろんそのような状態になっていることはなく、各キャラクターの性能差はそれほど大きなものではありません。

 しかし、それでも、ゲーム的な面白さがなくならないように、全て均等なキャラ性能になるようには作られていないので、各キャラクターの性能差は少し存在します。

 今回、この各キャラクターの性能差を、桜井政博氏が、任天堂の公式データから考察しています。

 

任天堂の公式データ

 ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」の強いキャラと弱いキャラの考察に使われている任天堂の公式データは、オンライン対戦の勝率データです。

 オンラインで行われた全ての対戦において、例えば、マリオの勝率(マリオを使ったプレイヤー全体の勝率)はどれぐらいあったのかというデータです。

 もし、マリオの勝率が10%だとすれば、10回プレイして1回しか勝てていないということになるので、マリオは弱いキャラだと言えるということになります。

 また、今回、考察に使われているキャラデータは、1on1の勝率のみです。

 対戦相手がどのキャラなのかは別にして、マリオが他のキャラクターと戦った場合に、どれぐらいの勝率を挙げているのかというデータになります。

 データは、2018年12月30日から2019年1月5日までのものです。

 また、具体的なキャラクター名は、一部を除き秘密とされています。

 これらを前提にして、以下を読んで下さい。

 

各キャラの勝率の範囲

 「スマブラ スペシャル」の各キャラクターの勝率は、43.7%以上56.8%以下です。

 別の言い方をすれば、一番負けているキャラクターの勝率は43.7%であり、一番勝っているキャラクターの勝率は56.8%ということになります。

 つまり、すごく負けている弱いキャラクターもいなければ、すごく勝ちまくっている強いキャラクターもいないということです。

 もちろん、人によっては、13.1%も差があるじゃないかと考える人もいるかもしれませんが、桜井政博氏は、74人もいるキャラクターの頂点と最低の差がこれぐらいというのは、「まんべんなく僅差」だと言えるとしています。

 ちなみに、ほぼ性能が同じである、ピーチとデイジーというダッシュファイター間であっても、4%ぐらいの勝率の差が生じているので、データから得られる勝率の誤差は数%ぐらいはあるようです。

 

勝率45%以上が全体の9割

 ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」の各キャラクターの勝率は、前述のものは、VIPマッチの1on1のデータです。

 それ以外を合わせた任天堂の公式データも出されており、これによると、各キャラクターの勝率は、40%以上54%未満の間に収まっているとのことです。

 このため、こちらもその差は14%ぐらいと、前述のデータと大体同じです。

 また、前述のVIPマッチだけのデータは出されていませんが、VIPマッチとそれ以外を合わせた1on1の勝率は、45%以上を記録しているキャラクターが9割を占めているそうです。

 よって、勝率が少しだけ下になってしまっているキャラは、1割しかいないとのことです。

 

有利すぎ、不利すぎなキャラはいない

 「スマブラ スペシャル」の各キャラクターについては、このように、任天堂の公式データを考察すると、有利すぎるキャラクター、不利すぎるキャラクターは現時点では存在しないと、桜井政博氏はまとめています。

 このため、強い弱いは、「まさにプレイヤーの腕次第」と結論付けています。

 また、例えば、ニコニコがアンケートを取って強いと話題になった「キングクルール」は、全体の勝率が51.9%、VIPの勝率が48.9%と、全然普通のキャラになっているそうです。

 よって、一部で騒がれているような、ズバ抜けて強いキャラクターが実際に存在するわけではないので、好きなキャラでプレイすればいいというようなまとめにもなっています。

 

キャラ使用率には大きな差が

 ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」の各キャラクターの勝率は、このように大きな差はないものの、使用率には大きな差があるということがオマケでコメントされています。

 今作のキャラクター使用率の差は、およそ20倍もあるとのことです。

 現時点での使用率のトップは、クラウドです。

 クラウドは、「スマブラ スペシャル」でなぜ人気なのかは特にコメントされていませんが、スクウェア・エニックスの人気キャラであり、かっこいいイメージなので、厨二的に好まれている部分もあると思われます。

 実際、厨二なだけではなかなか入れないVIPマッチだけに限ると、クラウドは使用率トップではなくなるそうです。

 ちなみに、VIPマッチの使用率トップは、ガノンドロフです。

 ただ、ガノンドロフのVIPマッチにおける勝率は47.9%と、勝率で言えば下の方なのに、なぜか使用率は高いようです。

コメント

  1. まる より:

    そりゃアレだろオメーロマンだろ

  2. 匿名 より:

    かっこいいイメージで厨二的だったらジョーカーも使用率トップになりそうだなぁ

  3. 匿名 より:

    クラウドは強いけど、クルールとかネスみたいな「これだけやってりゃ勝てる」ってコンボもないから初心者には勝ちづらいと思う

  4. 匿名 より:

    ガノンはキッズ人気もありそうよね
    そうだとしても立場上言わんだろうけど

  5. 匿名 より:

    forをベースにしただけあってバランス「だけ」はいいよなSP
    ガノンの使用率が高いのは単純にスマブラ人気(Xとforが半分ネタキャラ状態だったのも人気の要因の一つ)と今作で相応の強化がなされたこと、この二つがかけ合わさった結果
    単発火力の魅力に目が行きがちなキッズに目を付けられやすいのも要因の一つと考えていい