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スマブラ スペシャル、堀井雄二氏はドラクエ勇者の使用許可をあっさり出す

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 ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」について、「ドラゴンクエスト11 S」の発売記念番組で少しコメントが出ています。

 今回は、堀井雄二氏はドラクエ勇者の使用許可をあっさり出していたことなどが明らかになっています。

 

スマブラ スペシャル、堀井雄二氏の許可

 「スマブラ スペシャル」は、少し前に、有料のダウンロードコンテンツで、スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエスト」の勇者が参戦して来ています。

 ドラゴンクエストは、スクウェア・エニックスのゲームですが、生みの親である堀井雄二氏も個人的に権利を持っているゲームでもあるので、新たな作品を作る場合など、様々な場面で、堀井雄二氏の許可も必要になっています。

 今回の「スマブラ スペシャル」への参戦についても同様であり、この使用許可について少しコメントされています。

 

ドラクエ勇者の使用許可はあっさり

 ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」のドラクエ勇者の参戦については、まず、スクウェア・エニックスに、任天堂と桜井政博氏から話が持ちかけられたことが明らかにされています。

 ただ、スクエニのドラクエ担当は、これまで、ドラクエ勇者を使ったコラボなどは行っていないので、他社への貸し出しなどは難しいというような考えを当初は持っていたようです。

 しかし、「スマブラ スペシャル」は、全員参戦という集大成的な作品だと説明されたことで、DQ11の集大成的な作品というテーマと重なる部分もあるので、堀井雄二氏に話してみてもいいかと考えるようになり、スクエニから堀井雄二氏に話が伝えられることになりました。

 そして、堀井雄二氏は、その話を聞いて、「勇者がスマブラに参戦、まあ、いいかなー」と思って、すぐにOKを出したそうです。

 よって、スクエニ側が事前に持っていたような懸念は、堀井雄二氏は特に何も持っておらず、ドラクエ勇者の使用許可はあっさり出たということになっています。

 

スライムなどになった可能性も

 スクウェア・エニックスの予想と異なり、堀井雄二氏が、「スマブラ スペシャル」にドラクエ勇者の参戦をすぐに許可した理由も少し述べられています。

 それは、ドラゴンクエストの勇者は、最近は、ドラゴンクエストヒーローズや、スマホのゲームなどで使っているので、他で使ってはダメだというような抵抗がなくなっていたからだとされています。

 ちなみに、特にコメントされていませんが、このコメントは逆に言えば、以前は、スクウェア・エニックスが考えていたように、堀井雄二氏は、ドラクエ勇者の貸し出しのようなものは基本的に無理という姿勢だったということです。

 ただ、最近は、特別なものに関しては認めているというような感じです。

 なお、堀井雄二氏に話が伝えられる前に、スクエニ側からは、「スマブラ スペシャル」に参戦させるのは、スライムなどのモンスターではどうかと提案されていたことも明らかになっています。

 このため、最初に堀井雄二氏まで話がいかなければ、今回は、スライム参戦だった可能性もあったようです。

 

任天堂の謎の自信で交渉が決まる

 ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」のドラクエ勇者の参戦については、そもそも、スクウェア・エニックスと交渉するのも難しいという雰囲気があったということもコメントされています。

 スマブラにドラゴンクエストのキャラを参戦させることについては、ニンテンドースイッチ版よりも前から、ファンからの要望などが存在したので、参戦させたいと思うこともあったと桜井政博氏はコメントしています。

 しかし、桜井政博氏自身は、ドラゴンクエストのキャラクター使用は無理だと思っていたようです。

 ただ、任天堂が、「出来るかもしれない」というようなことを言い出したので、今回、交渉を始めることにしたそうです。

 この任天堂の謎の自信については、スクエニも「どこからそのような自信が(笑)」とコメントしています。

 ちなみに、これは全くコメントされていませんが、おそらく、この任天堂の謎の自信は、ニンテンドースイッチで「ドラゴンクエスト11」が発売される時期などを、事前にスクエニから説明されていたから出て来ていたのではないかとも推測されます。

 実際、「スマブラ スペシャル」のドラゴンクエスト勇者の参戦と、ニンテンドースイッチ版「ドラゴンクエスト11」の発売時期はかなり重なっており、DQ11Sの体験版や製品版のセーブデータがあれば、「スマブラ スペシャル」にヨッチ族のスピリッツが登場して来るなど、コラボ要素も存在します。

 任天堂としては、DQ勇者のスマブラ参戦は、DQ11Sの宣伝にもかなり役立つという考えがあったので、スマブラ側が配信時期を調整すれば、宣伝という、スクエニ側にとっての大きなメリットも提示できるので、交渉「出来るかもしれない」というようなことを言い出したのかもしれません。

 よって、「スマブラ スペシャル」のDQ勇者の参戦は、結果的には、堀井雄二氏に直接話していれば使用許可があっさり出ていたものの、そこに至るまでにかなり苦労があり、DLCの展開と同じ時期にDQ11のニンテンドースイッチ版の発売予定が存在していたことにも救われた部分がある感じです。

コメント

  1. 匿名 より:

    同じようなパターンでモンハン参戦もありそう?

  2. 匿名 より:

    こういう裏話はやっぱりおもろい

  3. 匿名 より:

    曲の使用許可も欲しかった

  4. ドラクエXプレイ中 より:

    ドラクエの勇者の貸し出しかわかんないけど、
    ライブスペクタクルツアーの
    勇者役が当時無所属の一般人の方が演じたぐらいだから、
    30周年超えたあたりから緩くなったんじゃないかなぁ?
    堀井さんとしては、ドラクエシリーズがSwitchで過去作新作出しまくってるし、宣伝も兼ねてるスマブラとかむしろウェルカムなんじゃない?

  5. 匿名 より:

    来年はスマブラにハンターが来るタイミングでSwitch版モンハンですかね
    来年の秋のポケモン発売前に出るとは思いますが

  6. 匿名 より:

    堀井さんの軽さを見てると、どうして初期ドラクエのそのまま移植が配信なり発売渋られてるのかと思ってしまう
    堀井さんよりもスクエニ側が規制かけてるのかね

    曲はすぎやん権利料が更に発生するから、他と同じDLC価格で頑張った方だと解釈してる

  7. 匿名 より:

    曲はすぎやまさんだからなぁ

  8. 匿名 より:

    ドラクエて鳥山明(集英社)も関わってるから今まで画集出すのも難しかったんだよな
    権利がすげぇややこしいんだと思う
    ゲーム配信の方は結構ガイドラインがゆるいんだけど

  9. 匿名 より:

    ドラクエはマシリト(集英社)がだいぶ権利持ってるからなぁ
    だからDQの初報は集英社関連じゃないとダメで、特にマシリトが立ち上げたVジャンプが強い