ソニー、携帯ゲーム機の次世代機の発売に前向きな回答。PSポータルが順調なので…

　ソニーの携帯ゲーム機について、少し話題が出ています。

　話題は、次世代機の発売に前向きな回答をしているというものです。

ソニーの携帯ゲーム機の次世代機

　ソニーはかつて、PSPやPSVITAといった携帯ゲーム機を発売していました。

　しかし、日本ではそれなりに好調だったものの、特に海外であまり売れなかったので、ソニーの携帯ゲーム機はPSVITAで終了した状態にもなっています。

　ただ、PS5時代になり、ソニーは純粋な携帯ゲーム機ではないものの「プレイステーションポータル」というストリーミングでゲームをプレイできる携帯型の端末をPS5の周辺機器として発売しています。

　このため、ソニーは携帯ゲーム機の発売をまだ完全には諦めていないのではないかとも言われています。

　今回、ソニーが投資家向けの事業説明動画の中で、携帯ゲーム機の次世代機の発売はあるのかという質問に対して回答しています。

　これによると、回答としては発売計画があるとも発売計画がないともコメントされていません。

　ただ、現在発売中のPSポータルは、各プレイヤーのゲームプレイ時間を延ばしたり、プレイする時間帯を遅くまで延ばすなど、PSビジネスに良い効果が得られていると実感しているそうです。

　このため、ソニーとしては今後もプレイヤーがゲームなどにアクセスできる新たな方法を探求し続けるとされています。

　よって、ソニーが携帯ゲーム機の次世代機を発売するかどうかについては無回答とも言えるものですが、PSポータルが順調なので発売に前向きな回答がなされているとも言える状態になっています。

　ちなみに、マイクロソフトも既存のPC向け商品のアレンジ的なものではあるものの、Xboxブランドの携帯型ゲーム機の発売を行うことを発表しているので、ソニーも当然対抗して、PSポータルではない携帯型のゲーム機を発売して来る可能性は高いとも言われています。

　実際、あまり信憑性は高くないものの、既に開発が進められているという噂もあるので、ソニーは、今後到来するPS6時代などに新たな携帯ゲーム機を発売して来るかもしれません。

　なお、ソニーがストリーミング仕様にしてPSポータルを発売したのは、高画質でのプレイに拘ったからだともコメントされているので、もし本当に携帯ゲーム機の次世代機の発売を計画しているのならば、PSポータルと同様に高画質に拘り、既存の携帯ゲーム機のスペックを超えるものを出して来ると思われます。

　ただ、ストリーミングではない形でソニーが満足するような高画質の携帯型ゲーム機を発売するのは、実際にはパーツの選定などで苦労する部分もあるはずで、本当に発売できるかどうか分からない部分もあるかもしれません。