ニンテンドースイッチ「スプラトゥーン3」について、1つ話題が出ています。
話題は、フェスパワーの計測と初期値、上げたい&百傑に入りたい場合の方法についてです。
スプラ3、フェスパワー計測と初期値
「スプラトゥーン3」では、定期的にフェスが実施されています。
このフェスは、トリカラバトルという少しアレンジされたルールも存在しますが、基本的にはナワバリバトルのルールで行われるイベントです。
このため、ナワバリバトルのルールで強い人がフェスでも強いということになります。
そして、フェスでの強さを表す数値として、「チャレンジ」モードだと「フェスパワー」というものが存在します。
このフェスパワーは、フェス開催ごとに個別に出されるものです。
フェスパワーの確認方法は、「チャレンジ」モードを選択した状態で数秒待っていると、「こうけん度」の欄が「フェスパワー」の表示に変わるので、この方法で行います。
ちなみに、実際に表示されるのは「フェスパワー」という名称ではなく「(チーム名)パワー」となります。(例:ビター派に所属している場合はビターパワー)
また、フェスパワーは最初は「計測中」と表示され、「チャレンジ」で7回バトルを行うとフェスパワーの具体的な数値が出るようになります。
今回、「スプラトゥーン3」のフェスパワーの計測と初期値について、解析で1つ情報が出ています。
これによると、フェスパワーの初期値は、ナワバリバトルの内部レートを参考に決まるとのことです。
ナワバリバトルは、画面上には表示されないものの、そのプレイヤーがどの程度の強さなのかという、Xマッチの「XP」のような数値が内部的に設定されています。
これが「内部レート」と呼ばれているものであり、フェスではナワバリバトルの内部レートが「フェスパワー」の初期値(基準値)になります。
その後、実際にフェスが始まり、バトルを行うとフェスパワーは「計測中」となり、7回のバトルの結果が考慮されて、実際のフェスパワーの初期値が表示されることになります。
よって、例えば、フェス開始後の計測中に同じように7連勝したのに、フェスパワー1500の人とフェスパワー2000の人がいるのは、「計測中」のときのバトル成績だけではなく、その前の時点のナワバリバトルの内部レートが参考にされているため、初期値で大きな違いが生じているということです。
上げたい&百傑に入りたい場合の方法
ニンテンドースイッチ「スプラトゥーン3」のフェスパワーの初期値の参考にされるナワバリバトルの内部レートは、フェスのヨビ祭の開始以降にロビーに入ったときにそのデータがサーバー側に送信されるようになっています。
これはフェスの各チームへの投票を済ませたかどうかに関わらず行われます。
このため、「フェスパワー」の初期値を上げたい場合は、ヨビ祭の開始以降にナワバリバトルを頑張っても「そのフェスでは」意味はないということになります。
ヨビ祭の開始以降、フェスパワーの初期値を上げたいと思った場合は、フェス開始後の「計測中」になるべく負けないようにすることが重要です。
あとは、計測終了後もずっと勝っていれば自然と上がっていくということになります。
「スプラトゥーン3」のフェスパワーは、フェス中に勝ちが多いと上がっていく仕様ですが、これだけだと「100ケツ」と呼ばれているランキング100位に入ることは無理かもしれません。
それは、前述のようにナワバリバトルの内部レートが「フェスパワー」の初期値(基準値)に使われているからです。
つまり、例えばフェスパワーの初期値が1500だった人が、フェス中ずっと勝ち続けてフェスパワー3000まで上げるのは、フェスパワーは多くて数十ポイントずつしか変動しない、かつ、フェスは48時間しか開催されないので、時間的に無理かもしれないということです。
よって、「スプラトゥーン3」のフェスパワーを上げたい場合は、単純に勝ち続ければいいだけですが、百傑に入りたいというような場合は、基本的にはフェス前の準備が必要ということになります。
実際、チョコレートフェスのビターの百傑でトップだったちょこぺろさんは、普段からナワバリバトルもプレイしており、ナワバリバトルの内部レートを高い状態でキープしていると考えられています。
なお、「スプラトゥーン3」のフェスパワーは、フェスのマッチングのとき、同じようなフェスパワーの人に当たるようにも利用されています。
このため、フェスパワーの初期値が高いと、フェスバトルで「シンプルに下手な人」と一緒のチームになる可能性が減るとも言えるので、百傑に入るかどうかはどうでもいい場合でも、普段からナワバリバトルを少しプレイしてナワバリバトルの内部レートを上げておくメリットはあります。
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