スプラトゥーン3、スイッチ2最適化でスイッチ1プレイヤーと差がつく時代に

　ニンテンドースイッチ「スプラトゥーン3」の話題をご紹介しておきます。

　話題は、スイッチ2最適化でスイッチ1プレイヤーと差がつく時代になっているというものです。

スプラ3、スイッチ2最適化

　「スプラトゥーン3」は、ニンテンドースイッチで発売されているゲームです。

　このゲームは、先日、ニンテンドースイッチの後継機「ニンテンドースイッチ2」が発売されたことで、スイッチ2でもプレイできるようになっています。

　スイッチ2での「スプラトゥーン3」のプレイは、他のいくつかの作品のようにコンテンツを追加するようなアップデートが配信されたわけではないので、基本的にはスイッチ1でプレイする状態と同じです。

　ただ、今回、「スプラトゥーン3」のバージョン10のアップデートが2025年6月12日（木）に配信され、ニンテンドースイッチ2でのプレイにも最適化されることが発表されました。

　これによると、バージョン10のアップデート後は、グラフィックが良くなったり、一部の場面での動きがスムーズになるとのことです。

スイッチ1プレイヤーとの差が

　ニンテンドースイッチ2での「スプラトゥーン3」のプレイは、発表されている内容だけだとわりとどうでもいいような印象もあるかもしれません。

　ただ、このバージョン10のアップデートが配信される前の段階でも「スプラトゥーン3」の特に「サーモンラン」は、スイッチ1とスイッチ2でプレイした場合の差がハッキリと生じる状態になっています。

　例えば、サーモンランはスイッチ1でプレイすると、シャケの湧きが非常に多くなると画面の処理が追い付いていないからか、スローになる状態が発生します。

　しかし、スイッチ2では、本体の処理能力が全体的にアップしているので、そのようなスローになる状態がほぼ発生しなくなっています。

　また、サーモンラン以外のガチマッチなどでも、マルチミサイルやデコイチラシの発生時などに感じる僅かなラグが改善されています。

　このため、「スプラトゥーン3」は、スイッチ2でプレイするとスイッチ1プレイヤーと差がつく時代になっているということです。

　そして、バージョン10ではソフト側で最適化が実施されるので、これまでよりも更に差が付く場面が増えている可能性があります。

　これは、例えばグラフィックが綺麗になったことで、ガチマッチなどでかなり遠くの敵も見分けやすくなったというような差が生じるかもしれないということです。

　よって、「スプラトゥーン3」ガチ勢には、今後はスイッチ2でのプレイがお勧めされる状態にもなります。

新コンテンツも

　「スプラトゥーン3」のバージョン10アップデートでは、終わったはずの新コンテンツの追加が復活することも発表されています。

　新コンテンツは、「バンカラコレクション バラズシ / シチリン」というものであり、これまでに存在するブキのデザインとサブ＆スペシャルを変更したマイナーチェンジブキが多数追加されるというものです。

　また、新ステージとして1作目の「デカライン高架下」が復活追加されます。

　そして、ブキの熟練度の最大値が星5個から星10個まで拡張されます。

　さらに、ウデマエがS以上のプレイヤーがバンカラマッチ(チャレンジ)でプレイするとき、「ブキチャレパワー」が計測され、その値が近いプレイヤー同士で対戦するという新仕様も追加されます。

　その他、スマホの「イカリング3」には、自分の持っているブキのうちブキチャレパワーが高いもの9つを「ベストナイン」として表示できる機能も追加されます。

　ちなみに、「スプラトゥーン3」のバージョン10アップデートでは、スイッチ2でプレイすると、インクのない場所でもイカロールが出来ていたバグも修正されます。

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