任天堂のWiiとWiiUについて、海外で1つ話題が出ています。
今回は、最後のパッケージソフトの記録を「Shakedown: Hawaii」が更新したというものです。
WiiとWiiU、最後のパッケージソフトの記録
任天堂のWiiは、2006年12月に発売されたハードです。
WiiUは、Wiiの後継機として、2012年12月に発売されています。
これらのハードは、発売からかなり年数が経っていることもあり、現在は生産中止になっています。
このため、これらのハード向けの新作ソフトは、基本的にはかなり前から発売されていません。
ただ、全く出ていないというわけではなく、特に海外ではいくつかのメーカーが発売を行っていました。
今回、このWiiとWiiUの最後に発売されたパッケージソフトの記録が更新されています。
「Shakedown: Hawaii」が更新
WiiとWiiUの最後に発売されたパッケージソフトの記録は、「Shakedown: Hawaii」というソフトが更新する形になっています。
このソフトは、WiiとWiiUで2020年7月9日に発売されます。
「最後のパッケージソフト」については、ファミコンソフトですら、たまに発売されることがあるのに、WiiやWiiUで発売されても珍しいことではないと思う人もいるかもしれません。
しかし、そういったソフトは、あくまでも互換機向けのファミコンソフト「風」のものであり、任天堂の許可が得られている正式なソフトでなく、その宣伝手法などは、「マリカー」がマリオカートのように思わせていた部分と同じで、法的にグレーな部分もあります。
今回の「Shakedown: Hawaii」は、任天堂が公式に許可を与えている本物のWii&WiiUソフトです。
「Shakedown: Hawaii」の開発&販売元である、カナダの「Vblank Entertainment」によると、今作を任天堂の許可済みソフトにするためには苦労したとのことです。
まず、Wiiは、そもそも現在はソフトを発売する許可を出していないそうです。
ただ、ヨーロッパの任天堂だけは、なぜかまだ許可を出しており、本当はアメリカ版なども出したかったそうですが、唯一、発売許可が出たヨーロッパ版のみパッケージソフトとして発売することが出来たとしています。
一方、WiiUは、ソフトを発売する許可は引き続き出されており、こちらは普通にアメリカ版、ヨーロッパ版を発売することにしたとのことです。
ちなみに、これまでのWiiの最後のパッケージソフトの記録は、2019年に発売されたUBIソフトの「Just Dance 2020」でした。
WiiUで最後に発売されたパッケージソフトは、2018年に発売されたUBIソフトの「Just Dance 2019」であり、WiiUは、現在もまだソフトを出していいとされているのに、Wiiよりも早くサードが撤退している状態にもなっています。
なお、「Shakedown: Hawaii」は、既に現行ハードでもマルチで発売されているので、そのマルチ先を増やして、ただ単に、WiiとWiiUの最後のパッケージソフトの記録を得たかったというわけではありません。
「Shakedown: Hawaii」は、Wiiリモコンに対応させるなど、ちゃんとハードの特性に合わせて個別に作り込みをしており、今回の記録獲得については、海外ではおおむね好感を得ています。
コメント
Wiiで販売ってところがすごいなもう13年以上前の本体だぞ!
>> 今作を任天堂の許可済みソフトにするためには苦労したとのことです。
何がそこまで突き動かすんだよw。
これはもうギネス狙うくらいの気概で行け