「妖怪ウォッチ」の話題をご紹介しておきます。
話題は、「妖怪ウォッチ ぷにぷに」の「名探偵 猫又之助」が生成AIコンテンツっぽいというものです。
妖怪ウォッチ ぷにぷに、名探偵 猫又之助
「妖怪ウォッチ ぷにぷに」は、レベルファイブがスマホ向けに配信している「妖怪ウォッチ」シリーズの派生作品です。
この派生作品は、「本編」の「妖怪ウォッチ」の方が先に終了した状態になり、「ぷにぷに」の課金収入が今のレベルファイブの非常に大きな収入源になっているなど、珍しい形で残っている作品でもあります。
今回、この作品向けの新コンテンツが発表されました。
発表されたのは、「名探偵 猫又之助」というものです。
このコンテンツは、「ぷにぷに」上で大型のストーリーが展開するという新しい方式になっています。
また、この大型のストーリーは、元々は「妖怪ウォッチ」の本編の新展開として企画されていたものであることが明らかにされています。
ただ、本編が先に終了したような状態になったこともあってか、本編の「妖怪ウォッチ」では実現できず、今回、「ぷにぷに」向けに再構成したものが「名探偵 猫又之助」であることが説明されています。
生成AIコンテンツっぽい
「妖怪ウォッチ ぷにぷに」の「名探偵 猫又之助」については、上のように公式が「妖怪ウォッチ」シリーズの新企画だとも紹介しています。
ただ、その反応は楽しみだというようなものが多いものの、生成AIコンテンツっぽいという指摘がいくつか出る状態にもなっています。
「名探偵 猫又之助」の生成AIコンテンツっぽさは、特に動画の中盤の召喚シーンが分かりやすいかもしれません。
例えば、上のシーンのキャラの小指は曲がっていますが、人間の普通の人体構造だと小指のみがこのようにしっかりと曲がりきることはなく、通常は薬指もつられてある程度曲がるのが普通であり、描写に違和感があります。
また、後ろの障子の升目が均等ではなく、中央のものは真ん中のマスが横に長いものの、右のものは横がわりと均等になっているなど、正しい遠近法などでもなくイビツな感じがします。
そして、召喚中のシーンでは、左に障子、右にふすまだった部屋ですが、
召喚された後のシーンだと、左に障子、右にも障子が描かれており、キャラの後ろからのカメラアングルならば、どちらにも障子が描かれているのは、一般的な和室の構造としても不自然な感じがあります。
よって、どれも信じられないぐらい下手な人が作業しただけの可能性もありますが、「妖怪ウォッチ ぷにぷに」の「名探偵 猫又之助」については、生成AIコンテンツっぽいという指摘は普通に納得できる部分はあります。
人の匠とは…
「妖怪ウォッチ ぷにぷに」の「名探偵 猫又之助」が生成AIコンテンツっぽいと言われるのは、そもそも「レベルファイブのゲームの8割から9割はAIが作っていると日野社長がコメント」しているからです。
このコメントについては、後に「大きな間違い」だとして、簡単に言えば「ファミ通の記事が悪い」というような意味のこともコメントされていたりします。
しかし、日野社長は自社の話、あるいは一般論として語っていたと判断できるので、全く言っていないことを記事化しているのなら別ですが、普通に読むとファミ通は別に間違った書き方はしていない感じです。
いずれにしても、日野社長が他の講演などでもコメントしている通り、レベルファイブがアート部分に関しても生成AIを使っているのは間違いのない事実なので、今回の「妖怪ウォッチ ぷにぷに」の「名探偵 猫又之助」に関してもアート部分に生成AIが使われている可能性は非常に高いでしょう。
一方、この「妖怪ウォッチ ぷにぷに」の「名探偵 猫又之助」が発表された「LEVEL5 VISION 2026 匠」の配信では、冒頭に日野社長は、「AI時代が到来しようとしている昨今、我々は新たなクリエイティブのチカラを見出さねばならないステージとなった」とコメントしています。
そして、「今一度、『人の匠(たくみ)とは何か』を見つめ直し、作品づくりに向き合っていこうと、スタッフ一同、決意を新たにしている」とされています。
この「人間によるもの作りを大切にしていきたい」というような壮大な開会の言葉で始まった配信の中で出て来たものが、他の作品にもそれっぽいものがいくつかありましたが、「妖怪ウォッチ ぷにぷに 名探偵 猫又之助」の生成AIコンテンツっぽい映像でした。
このため、今回の「LEVEL5 VISION 2026 匠」の発表は、本気なのか、そういう前振りのコントを見せられたのかよく分からない状態でもあるので、「人の匠」のアートに定評のあった頃のレベルファイブはもう戻って来ないことが確信できたものでもあったかもしれません。
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