日本ファルコムの「イース10」について、話題が出ています。
話題は、スイッチ版の割合は3割だったというものです。
イース10、スイッチ版の割合
日本ファルコムの株主総会が行われています。
この株主総会では、質疑応答の時間がありました。
そして、その中で2023年9月に発売された「イース10」の販売本数に関する質問が行われています。
これによると、「イース10」の販売本数は言えないという回答だったものの、各ハードでの売り上げの割合が回答されたそうです。
「イース10」の各ハードの売り上げの割合は、PS5が5割、ニンテンドースイッチが3割、PS4が2割だったとのことです。
PSと五分五分の想定だった
日本ファルコムの「イース10」は、イースシリーズの本編の最新作として発売されています。
そして、イースシリーズと言えば、最近はずっとPSハードをメインに展開されていた作品です。
任天堂ハードでは、1995年12月に発売された「イース5」がメインプラットフォームとして発売された最後の作品であり、その後は数年遅れて移植されてはいるものの、「イース10」まで任天堂ハードがメインプラットフォームに選ばれたことはありません。
このため、任天堂ハードにはイースファンはあまりいないのではないかとも言えるような状態でしたが、今回の回答から考えると、任天堂ハードにもイースファンは3割ほどいた状態になっています。
近藤：販売本数については、発表を控えさせていただいている。それぞれのプラットフォームでの売上割合はPS5が5割、スイッチが3割、PS4が2割。PS5が企画段階では出回っていなかったので、想定としてはPSとスイッチで五分五分とみていたが、結果としては違った #日本ファルコム株主総会
— すずき (@michsuzu) December 15, 2023
ただ、日本ファルコムの社長は、「イース10」の売り上げ割合をPSとスイッチで五分五分だという想定をしていたそうです。
このため、ずっとこのシリーズを発売していないのでスイッチ版に期待し過ぎな感じもしますが、今回の回答はスイッチ版は少し想定を下回ったと言いたいような印象もあります。
近藤：PSとスイッチについては、継続してタイトルを出していきたい。本来はSteamをやっていきたいが、リソースの問題もあって、自分たちがしっかりやれるところをやって、その後、拡販を目指していく #日本ファルコム株主総会
— すずき (@michsuzu) December 15, 2023
一方、スイッチ版の発売で新規ユーザー獲得の手ごたえはあったそうなので、今後もスイッチやその後継機種などでの発売を考えているそうです。
また、Steamなどの他のプラットフォームでの日本ファルコム作品の発売は、開発体制の問題もあり実現する可能性は高くないようです。
コメント
Switchは若いライトゲーマー、PSは大人のゲーマーも多いイメージだから昔からのシリーズはやはりPSの方がウケがいいのかも？
逆に三割も売れたのか。ファルコムはPSPからずっとPSハード一本だったせいか悪い意味で根強くファンが付いてる(いわゆるPSハードじゃないと買わない勢)メーカーだから、長年関わりの無かった任天堂ハードで三割も売れたのは意外だった。
今までPS注力してたシリーズが同発になると
1作目→PSの勝ち
2作目→初週はPS勝利、累計はジワ売れてswitch勝利
3作目→初週からswitchの勝ち
大体こんな感じになるから続けていくのが大事よ
こういうとアレだけど、ファルコムはゲームとしての面白さは大手に負けてないけど、グラフィックのクオリティは自社エンジンに切り替えた黎の軌跡でも未だPS3で表現できるレベルだからPS5の性能だと完全に持て余してるんだよな。
総数がわからなければスイッチが新規層なのか、PSからシフトしたのか、PSが激減しているのかの推測も出来ず、ファルコムのかわざんようをこうやって都合良く解釈されるだけの話にしかならない
PS版がフラットな推移ならば、スイッチ版で単純に30%以上の新規増加に成功したと見ることが可能だ。
そもそも四半世紀もPSだけで続けてきて、しかも近年は新作すらPS独占で3万本そこそこになっていたのに、急にPSと5:5というのはPSがショボいからスイッチの勢いなら半分取れると思ったのだろうか
長年ゲームをしている自分ですらファルコムのゲームはとっつきが悪いと思っている、ユーザーを馬鹿にしてはいけない、どこからでも遊べるなんて言って通じるのは3本目くらいまでだ
誤解してるようだがSwitchのは前作9までイースが出てるぞ
今回Switchの劣化版のせいで既存のファンが減ってSwitch版でそれを補えなかったのが痛いな
次回作もSwitchマルチならこの傾向はより顕著になるだろうな
switchで8と9出てませんでしたっけ？
→任天堂ハードでは、1995年12月に発売された「イース5」を最後に、「イース10」までイースシリーズが発売されたことはありません。
イース8、イース9、イースオリジンとSwitchで発売されています。
コメントありがとうございます。
過去作に関する記述、修正しました！
一応ファルコムがSwitch向けに自社でイースシリーズを出して来たのは10が初
10が初と書いたけど、イース・メモワール -フェルガナの誓い-を忘れてた
>今回Switchの劣化版のせいで既存のファンが減ってSwitch版でそれを補えなかったのが痛いな
スイッチとマルチになったからそれに合わせて他ハードのクオリティも巻き添え食らった、的な言い方したいんだろうけど、それが発生するのは大体AAAタイトルであって、ファルコムはマルチにしようが高性能ハード専用にしようがクオリティは変わらない、というか開発規模的に変えられないよ？逆にマルチにしてなければさらに売り上げ落としていたかもしれない。