任天堂の「ゼルダの伝説」について、1つ話題が出ています。
話題は、Wii時代のレトロスタジオ開発の幻のゲームについてです。
ゼルダの伝説、Wii時代の幻のゲーム
「ゼルダの伝説」シリーズは、これまで数多くの作品が発売されています。
ただ、その全てを任天堂の社内で作ったというわけではなく、中には外注で別の開発会社が作った作品もあります。
今回、その中の1つとして、Wii時代に開発されていた幻の作品について1つ話題が出ています。
それは、レトロスタジオが作っていた「ゼルダの伝説」のゲームです。
レトロスタジオは、メトロイドプライムシリーズの開発で知られている海外のゲーム開発スタジオです。
このスタジオは、Wii時代に自ら任天堂にプレゼンし、「ゼルダの伝説」のゲームを作っていたとのことです。
その内容は、「ゼルダの伝説、時オカのシークが主人公のアクションゲームが存在。開発中止に」の記事でご紹介しているので、知らない人はまずはこちらをどうぞ。
没の理由に納得感も
レトロスタジオ開発の幻の「ゼルダの伝説」のゲームは、記事中に掲載している画像を見る限り、かなり良さそうな雰囲気があります。
ただ、今回、このゲームのコンセプトアートだけではなく、そのゲーム内容についてレトロスタジオの元開発スタッフがコメントしています。
これによると、幻の「ゼルダの伝説」のゲーム内容は、これまでの「ゼルダの伝説」のようなものではなく「モグラ叩き」のようなものだったとのことです。
この幻の「ゼルダの伝説」のゲームは、前述のようにWii時代にWii向けに開発されていたものです。
また、Wii時代と言えば、Wiiリモコンを振るようなモーションコントロールのゲームを任天堂が求める傾向がありました。
このため、レトロスタジオの幻の「ゼルダの伝説」のゲームも、Wiiリモコンをモーション操作して次々とやって来る敵を倒すというようなゲーム性になっていたとのことです。
これは、Wii「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」のようなゲーム性ではなく、Wii「ドラゴンクエストソード」のような単純なゲーム性をイメージするといいかもしれません。
そして、レトロスタジオの元開発スタッフは、このゲームのプロトタイプを作り、任天堂とやり取りする中であまり評価されなかったということも明らかにしています。
よって、「モグラ叩き」と言われるようなゲーム性しかないのならば、あまり面白そうには思えないので、このゲームが没になってしまった理由として納得感があるとも言われています。
ちなみに、レトロスタジオのWii時代の「ゼルダの伝説」のゲームが没になったのは、実際には、それを作っていたメイン開発者がレトロスタジオの大量辞職騒動でいなくなったことが大きいと言われています。
今回の情報は、それに加えてモーションコントロール、かつゲーム性もあまり凝っていなかったので、その後このプロジェクトを復活させる価値はないと判断されたのだと納得できるものになっています。
コメント
せっかくシークなのにモグラ叩きか…
おそらくコンセプトアートで持ってる剣がメイン武器なんだろうけど、剣をモーションコントロールするならリンクでいいしなあ
シークのイメージは忍者とか暗殺者って感じだから、ゲーム化するならニンジャガや隻狼みたいなアクション特化か天誅みたいなステルス特化かに分かれそう。
デザインは凄くいいだけに残念だ
ボウガントレーニングがあったので、ゲーム性はいろいろ考えられると思うけどな
モグラ叩きでも、ちゃんとゲームの核がないと進められないだろうね
こういうのもちゃんとギャラは払われるのかな。開発費何ヶ月分、みたいな?