「ゼルダ無双」、コーエーテクモは「ゼルダの伝説」を作りたかった？ 開発期間、CM、クリアファイルがもらえる店頭体験会も

　WiiU「ゼルダ無双」の発表会が開催されました。

　発表会では、あまり新情報というようなものは公開されていないのですが、CMの映像が初公開されました。

　CMは、「一騎当千」を前面に押し出したものです。

　「ゼルダ無双」の発表会では、任天堂の宮本茂氏も登場し、「ゼルダ無双」を開発する中で、コーエーテクモから「一騎当千！　一騎当千！」と当たり前のように連呼して説明されることがあったものの、宮本茂氏自身は最初それが何なのかよく分からなかったというエピソードも披露されています。

　また、コーエーテクモと開発を始めるにあたって、どういうものにするかという話し合いにおいて、宮本茂氏は今回の開発チームにすごく「ゼルダ愛」を感じ、そのゼルダ愛がどんどん出て来て、いつの間にか「ゼルダの伝説」を作りたいというような話にもなっていったことを明らかにしています。

　ただ、宮本茂氏は、コーエーテクモには「ゼルダの伝説」ではなく、コラボレーションとして面白いものを作るため、「無双」を崩さずに作って欲しいということを依頼し、今回の「ゼルダ無双」が完成したことをコメントしています。

　よって、コーエーテクモは「ゼルダの伝説」を作りたかったような感じになっていて、今回は実現出来なかったようですが、「ゼルダ無双」からは宮本茂氏の言うような「ゼルダ愛」が十分感じられるので、「コールオブデューティ」などが複数の開発会社によってシリーズを維持しているように、ゼルダ無双のチームに「ゼルダの伝説」の新作を1本丸々任せてみても、それはそれで面白いものが出来そうな感じかもしれません。

　ちなみに、「ゼルダ無双」の開発期間は、コーエーテクモの襟川陽一社長によると、約3年だったそうです。

　開発期間については、以前に実際の開発期間は1年半ぐらいということをご紹介しましたが、こちらは海外でのインタビューでコメントされていたもので、どこからを「開発」とするかによって変わって来ると思いますが、今回の襟川陽一社長のコメントとは少し違う内容になっているので、作業に入るまでの構想の期間も合わせて開発期間は3年ぐらいで、作業は1年半ぐらいということなのかもしれません。

　WiiU「ゼルダ無双」については、他には、クリアファイルがもらえる店頭体験会が開催されることも発表されました。

　店頭体験会は、東京、大阪、名古屋の上の場所で、2014年8月2日（土）、3日（日）に開催されます。

　なお、試遊してもらえるクリアファイルは、なくなり次第終了になります。

　情報元

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