ファイナルファンタジー7

FF7リメイク スイッチ2版、キーカードだから出来た作品。ゲームカードだと厳しい結果

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 スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー7 リメイク」の話題をご紹介しておきます。

 話題は、FF7リメイクのスイッチ2版はキーカードだから出来た作品になっているというものです。

 

FF7リメイク スイッチ2、キーカード

 「ファイナルファンタジーVII リメイク」は、2020年4月にPS4で発売された作品です。

 その後、完全版とも言える「ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード」がPS5向けに発売されています。

 さらに、このFF7リメイク完全版は、後にEpic Games StoreやSteamでも発売されます。

 そして、FF7リメイク完全版は、2026年1月22日にニンテンドースイッチ2やXbox、Windowsでも発売され、「全機種マルチ」とも言える状態になります。

 ただ、今後発売されるスイッチ2版FF7リメイクのパッケージ版は、PS5版などと異なり純粋なパッケージ版は発売されず、ゲームデータは全てネットからダウンロードするという仕様の「キーカード」で発売される予定になっています。

 今回、スイッチ2のパッケージ版がキーカードでのみ提供される理由について、スクウェア・エニックスの浜口直樹ディレクターが少しコメントしています。

 これによると、ニンテンドースイッチ2のゲームカードの読み込み速度は、本体の内蔵ストレージやSDEXカードの読み込み速度よりもかなり遅いので、ゲームカードからデータを読み込む純粋なパッケージソフトはあえて作らなかったそうです。

 これは、ゲームカードからデータを読み込む環境でFF7リメイクのスイッチ2版をテストすると、読み込み速度が問題となり、厳しい結果が出る状態になっていたのでそのような選択が行われたようです。

 よって、FF7リメイクのスイッチ2のパッケージ版は、キーカードしか出さない作品ではなく、キーカードだから出来た作品だとも言えるものになっています。

 

受け入れられるようになって欲しい

 ニンテンドースイッチ2のキーカードは、純粋なパッケージ版ではなく、内蔵ストレージやSDEXカードの容量を圧迫し、コレクションとしての価値もイマイチになっていることから嫌っている人も多い仕様です。

 ただ、スクウェア・エニックスの浜口ディレクターは、そのように嫌われている部分は十分に理解しているものの、キーカードをスイッチ2のゲーム文化の1つとして受け入れるようになって欲しいともコメントしています。

 それは、前述のFF7リメイクのスイッチ2版のように、純粋なパッケージ版では他機種からの移植は無理だったゲームをスイッチ2で展開することが出来る状態になっているからです。

 浜口ディレクターは、キーカードは任天堂が様々なゲームをスイッチ2に移植できるようにした「選択肢」として評価しており、今後もキーカードの仕様を使うことで、本来は無理だったかもしれない他機種からの移植作品などのパッケージ作品がスイッチ2でプレイできるようになることを1ファンとして楽しみにしているというようなこともコメントしています。

 ちなみに、キーカードの問題については、そもそも任天堂が本体内蔵ストレージやSDEXカードぐらいの速さのゲームカートリッジを製造していないのが問題だとも言えるので、その部分が改善されれば、もっと普通のスイッチ2向けのパッケージソフトは増えるのだと思われます。

 なお、キーカードの速度の問題については、以前に「スイッチ2、キーカードのソフトが多い理由が明かされる。コストだけではない大きな問題」の記事でご紹介しているので、あまりよく知らない人は参考にしておいて下さい。

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