ファイナルファンタジー7、スイッチでもうすぐ発売のCMを任天堂が作る

　アメリカ任天堂が新たなCMを公開しています。

　今回は、「ファイナルファンタジー7」が、スイッチでもうすぐ発売されるというCMが作られています。

FF7、スイッチでもうすぐ発売のCM

　スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー7」が登場するCMは、上のものです。

　今回のCMは、アメリカ任天堂が公開しています。

　ニンテンドースイッチの今回のCMは、YouTubeにおける表記が、「Final Fantasy VII coming soon!」と記載されていることもあり、一部で少し話題になっています。

　それは、旧作の移植に過ぎない「ファイナルファンタジー7」を、もうすぐ発売されるソフトとして、任天堂がスポットライトを当てているからです。

　つまり、20年以上も前のゲームが、2019年のCMで大きく取り上げられていることに対して驚きの声が少し上がっているということです。

　ちなみに、ニンテンドースイッチで発売予定の「ファイナルファンタジー7」は、実際には、90年代に発売されたオリジナル版ではなく、スマホやPS4などでも配信されている、画質などが少しアップグレードされたバージョンの方になっています。

　また、このバージョンは、ニンテンドースイッチの他、今後、Xbox Oneでも配信予定です。

　そして、ニンテンドースイッチでは、この他にも、どれも他のハードで発売されている作品の移植版ではあるものの、「ファイナルファンタジー9」や「10」、「10-2」などの配信も予定されています。

　このため、2019年にこれをアピールするのは違和感があると言われながらも、このようなCMで大きく紹介して、懐かしの作品を再びプレイしたい人や、まとめてFFをプレイしたい人を取り込むのは良い案なのかもしれません。

　実際、今回のCMに対する海外の反応も、冗談でコメントしている人もいますが、本当にこのCMで初めて、FF7がニンテンドースイッチで遊べると知ったというものもあります。

　あとは、現在、プレイステーション4向けに開発中のFF7のリメイク版もマルチ化されれば、ファイナルファンタジー目当てのニンテンドースイッチファンの満足度もアップすると思われますが、果たして、そこまでの展開は期待できるでしょうか。

　なお、今回のニンテンドースイッチのCMについては、セットで紹介されているゲームが、「ファイナルファンタジー7」のクラウドも登場する「スマブラ スペシャル」ではなく「マリオカート8 デラックス」なので、これは「マリオカート8 デラックス」に今後クラウドが参戦するフラグではないかというような、半分冗談のコメントも見受けられます。