ニンテンドーDS、プロトタイプ版の起動音がユニークだと話題に。「任天堂」の声入り

　ニンテンドーDSについて、1つ話題が出ています。

　話題は、プロトタイプ版の起動音がユニークで、「任天堂」の声入りになっているというものです。

ニンテンドーDS、プロトタイプ版

　ニンテンドーDSは、2004年12月に任天堂が発売した携帯型ゲーム機です。

　この携帯型ゲーム機は、その後、「ニンテンドーDS Lite」や「ニンテンドーDSi」などのマイナーチェンジしたバージョンも発売されています。

　今回、初代「ニンテンドーDS」の開発途中の個体である「プロトタイプ版」の話題が海外で出ています。

　それは、ニンテンドーDSのプロトタイプ版のシステムメニューが、プロトタイプ版のハードから発掘されているというものです。

　ニンテンドーDSのプロトタイプ版のシステムメニューは、まだ正式名称すら決まっていなかった時代に作られたバージョンだからか、上画面に「ゲームボーイ」と表示されるものになっています。

　ゲームボーイとは、ニンテンドーDSよりも前の世代の任天堂の携帯ゲーム機です。

　また、下画面には、ユーザー情報編集、日付＆時刻設定、言語設定などのシステムメニューが並んでいます。

　この下画面には「NITRO」という表記もあります。

　「NITRO」とは、ニンテンドーDSのコードネームなので、ここからこの画面が「ゲームボーイ」ではなく「ニンテンドーDS」のブートメニューであることが確認出来るものになっています。

起動音がユニーク

　ニンテンドーDSのプロトタイプ版や、プロトタイプ版のシステムメニューは、既に20年近くも前に発売済みのハードであり、技術的にも解析が終わっているようなハードでもあるので、何か貴重な技術情報が見つかっているものではありません。

　ただ、このニンテンドーDSのプロトタイプ版は、起動音がユニークだと海外で話題になっています。

　それは、上の動画のような起動音になっているからです。

　ニンテンドーDSのプロトタイプ版の起動音は、「任天堂」という子供の声入りになっています。

　このような「任天堂」の声入り起動音は、結局採用されなかったようですが、一度聴いたら忘れないような音にもなっていると思われます。

　ちなみに、ニンテンドーDSの製品版の起動音は、上の動画のような「人の声」など入っていない普通のものになっていました。