任天堂の宮本茂氏が、文化功労者に選ばれています。
文化功労者にゲーム業界の人物が選ばれるのは、今回が初となっています。
任天堂の宮本茂氏、文化功労者に
文化功労者は、文部科学大臣とその審議会が、文化の発展などに貢献した人物に対して贈る賞のようなものです。
毎年、芸能や学問、芸術など、様々なジャンルから特定の人物が選ばれていますが、2019年の対象者が発表されました。
そして、この2019年の対象者の1人に、任天堂の宮本茂氏が選ばれています。
2019年の文化功労者
石井幹子(照明デザイン)
猪木武徳(労働経済学、政治思想史)
宇多喜代子(俳句)
大林宣彦(映画)
金出武雄(ロボット工学)
興膳宏(中国文学)
小林芳規(日本語学)
近藤孝男(時間生物学)
笹川陽平(文化振興)
佐々木卓治(農学)
佐藤忠男(映画評論)
田渕俊夫(日本画)
萩尾望都(漫画)
馬場あき子(短歌)
坂東玉三郎(歌舞伎)
藤原進一郎(障害者スポーツ)
宮城能鳳(琉球舞踊)
宮本茂(ゲーム)
柳沢正史(分子薬理学)
渡辺美佐(芸能プロデュース)
宮本茂氏は、説明するまでもなく、任天堂のマリオやゼルダなどの生みの親です。
今回、選ばれた理由は、ゲームを世界に誇る日本文化の代表に発展させたからです。
ちなみに、ゲーム業界から文化功労者に選ばれたのは、宮本茂氏が初になっています。
ゲーム業界から文化功労者に選ばれたのが初となっているのは、ゲーム文化は、映画など他の文化と比べて歴史が浅いという部分もあります。
また、ゲームは、基本的には企業内で集団で作る作品なので、他の文化よりも特定個人をかなり選びにくいという部分もあると思われます。
実際、任天堂の宮本茂氏も、今回の決定に関して、「一人では何もできない仕事だ」として、仲間への感謝をコメントしています。
よって、昔の少人数開発の時代にマリオもゼルダも生まれているので、宮本茂氏ぐらいなら俺の作品と言ってもいい感じではありますが、自分だけの手柄ではなく、ゲームは皆で作っているという意識は、文化功労者になっても忘れていないということです。
なお、文化功労者に直接的な賞金はありませんが、賞金的なものとして、命ある限りずっと、年間350万円ぐらいの年金を国から受け取れる権利が与えられます。
コメント
すごいね~
このままゲーム市場が拡大していってその中で国産ゲームが存在感を出し続けられたら第二第三の功労者も出るのかな?
良いニュースだ
おめでとうございます
おめでとうございます!
遅すぎだよな
おめでとうございます
娯楽産業じゃ数少ない(というか唯一?)世界の最前線でやってる分野なんだからもっと評価されるべきでしょうね
しかし宮本さん白髪が
よか
おめでとうございます
文化功労者に選ばれてなお、謙虚さも忘れない男
ちゃぶ台返しを繰り返したことはあるな
最近の写真見るたびに思うけどやっぱ歳とったなぁ
俺らもそうだもんな
全文を読むと本当に素晴らしいことを仰っている
技術などの面で苦戦しているところも見受けられるが任天堂はこの精神を大切にしていって欲しい
ゲーム業界初の文化功労者を誰にするか?となったらこの人だよなぁ
マリオの生みの親って聞けば若すぎる見た目
他の開発者が「いかに最先端の技術を使いこなせるか?」とか「いかにゲーマーに遊んでもらえるか?」みたいなことしか考えられない中、この人は常に子供から大人まで楽しめる作品にするにはどうすべきかを考えてきたんだよね
やれガキ向けだのファミリー路線だの馬鹿にする人には一生が1000倍与えれて決して取れない賞
渥美清なら辞退してもらわない賞。