ニンテンドースイッチ、3割ぐらいが中国以外で生産されている？

　ニンテンドースイッチの生産について、1つ情報が出ています。

　今回は、3割ぐらいが中国以外で生産されているかもしれないというものです。

スイッチ、3割ぐらいが中国以外？

　ニンテンドースイッチは、主に中国で生産されています。

　スイッチの内部パーツは、日本製のものも多くなっていますが、その組み立て作業などは中国国内で主に実施されています。

　そして、ニンテンドースイッチは、このように中国産の機器なので、新型コロナウイルスで中国の経済活動が止まったときに、ニンテンドースイッチの生産や出荷も止まり、品不足になり、家で過ごす時間が増えたことによる需要の増加などもあって、品薄が今も続いているような状況です。

　ただ、ニンテンドースイッチは、かつてはほぼ全てが中国で生産されていたものの、現在は3割ぐらいが中国以外で生産されているのではないかと考えられています。

　それは、生産を担当しているFoxconnが、ブルームバーグに対してコメントしているからです。

　今回のコメントは、Foxconnが受注しているiPhoneなども含めた生産活動についてのコメントなので、個別にどの製品がどれぐらいの割合で中国で作られているのか明かされたわけではありません。

　しかし、任天堂の古川社長は、以前、徐々に中国以外でもニンテンドースイッチを生産していると明らかにしており、今回の内容はそのコメントとも合致するので、3割ぐらいが中国以外で作られているのではないかと、ざっくりとした形で考えておいてもいいかもしれません。

　ちなみに、このような中国以外で生産する流れは、新型コロナウイルスやアメリカによる中国への関税の問題などもあって、ニンテンドースイッチ以外の製品でも目立って来ており、中国生産がゼロになることはないと思われるものの、今後の主流になる可能性も高くなっています。

　なお、今回のコメントには登場しませんが、ニンテンドースイッチが作られている中国以外の国は主にベトナムであることも明らかになっています。