ニンテンドースイッチの報奨金の制度が開始されています。
これはアメリカ任天堂が行っているもので、最高で200万円の報奨金が得られます。
ニンテンドースイッチ、バグを見つけると報奨金
バグ発見に対する報奨金制度は、日本ではあまり実施しているのを見かけませんが、海外ではわりとメジャーであり、専用のサイトも存在します。
今回、任天堂は、「HackerOne」という専門サイトを通じて、バグ発見の協力者支援を行っています。
任天堂が求めている情報は、ニンテンドースイッチの本体と、本体機能に影響を及ぼす本体内蔵ソフトなどに関する脆弱性やバグの情報です。
報奨金は、脆弱性やバグの深刻度に応じて金額が変わり、例えば、カーネルの完全な乗っ取りのようなものだと高く、最高で2万ドル、日本円で200万円ぐらいの金額が報告者に支払われます。
ただ、再現性や詳しい手順などを記載したレポートの提出が必要となっています。
英語サイトでの募集なので、英語での応募となり、日本から応募するハードルはかなり高いですが、ニンテンドースイッチを完全にハックできるようなバグを見つけたならば、報奨金も高いと予想され、誰かに有料で翻訳を頼んでも元が取れるかもしれません。
もしくは、ニンテンドースイッチは日本で開発しているので、普通に日本の任天堂に相談すれば、同様のオファーを提示してくれる可能性もあると思われます。
ちなみに、報奨金は、最低が100ドル、日本円で約1万円であり、どれぐらいの金額を支払うか、あるいは支払いに該当するかどうかは任天堂の裁量によります。
また、支払い対象となるハードは、ニンテンドースイッチだけに限らず、既にかなりの情報が判明ずみで、もう新たなものはほぼないと思われますが、ニンテンドー3DSに対しても行われています。
支払額は不明ですが、任天堂によれば、過去に3人の協力者に報酬金を出しているとのことです。
ハル研ブログに、プロデューサーによる記事「祝発売!Nintendo Switch」を掲載しました。
— 株式会社ハル研究所 (@HAL_Laboratory) 2017年3月13日
Nintendo Switchでは、任天堂と当社が共同でゲーム機本体の内蔵アプリなどを開発しています。https://t.co/wnU1kjEnXq
なお、ニンテンドースイッチは、専門でもないハル研究所に、本体システムの一部であるWEBブラウザコンポーネントの開発を任せた結果、
First system module has fallen :)) #switch pic.twitter.com/Nx1UCJb9Jw
— plutoo (@qlutoo) 2017年4月4日
かなり有名な脆弱性すら放置されていたため、これが「アリの一穴」になってハックが進んでおり、改造などが出来るようになる日も近いのではないかとも言われています。
HackerOne Nintendo
コメント
任天堂としてはもう改造とはどうせイタチごっこになるだけだからどんどんBANで対策しようとか考えてるかもしれませんね
バグを見つけるなんて意外と簡単じゃないでしょ
過去に3人だけみたいだし
対策もした上でBANだな。簡単、簡単ではないの前に社内で見つけとけ。