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任天堂、予約時のあらかじめダウンロードの名称を廃止。キャンセル可能に

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 任天堂がソフトの予約について、案内を出しています。

 今回は、あらかじめダウンロードの名称を廃止するというものです。

 

予約時のあらかじめダウンロード廃止

 ニンテンドースイッチやニンテンドー3DSなど、任天堂ハードのゲームソフトは、ダウンロード版を購入することも可能です。

 このダウンロード版は、各ハードのメニューからアクセスできるeショップや、任天堂のWebサイトから購入することが出来ます。

 今回、このeショップなどで購入できるダウンロード版のソフトについて案内が出ています。

 これによると、2020年9月1日15時から、発売前のダウンロード版ソフトを購入したときの仕組みが変更されたとのことです。

 これまでは、発売前のダウンロード版ソフトを購入すると、その時点で決済が行われ、残高が減るなどの状態になっていました。

 ただ、今後、決済は各ソフトの発売日の7日前に実施されます。

 そして、この決済時期の変更により、今後は、ダウンロード版の予約商品のキャンセルが、各ソフトの発売日の7日前まで可能になります。

 また、この変更により、予約時の「あらかじめダウンロード」の名称は廃止され、普通に「予約」という表記が用いられることになります。

 実際、eショップなどの表記は、既に「あらかじめダウンロード」ではなくなり、「予約にすすむ」というものに変更されています。

 ただ、「事前にそのソフトのほとんどのデータをダウンロードする仕様」は、決済後、つまり、発売7日を切った状態からスタートするので、「あらかじめダウンロード」の仕様と、その状態を指す名称は残るとも言えます。

 ちなみに、今回の決済時期の変更は、特に海外で、ダウンロード版の購入がキャンセルできないのは不当だとして、ガチの苦情が寄せられていたことに対応するものにもなっています。

 ただ、今回の変更だけでは、発売前のソフトではないものを間違って購入してしまった場合の返品までは出来ません。

 このため、今後、PCゲームプラットフォームなどでは実装されている、購入後、〇分以内なら理由を問わずキャンセル出来るというような仕様の追加も、特に海外の消費者団体などから引き続き求められると思われます。

 なお、カタログチケットを使ってダウンロード版ソフトを引き換える場合も、同じ仕様でキャンセル出来るようになっています。

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