プレイステーション5、クロスバイ的なものを本格導入？ EAは対応を表明

　ソニーの「プレイステーション5」について、1つ情報が出ています。

　今回は、クロスバイ的なものを本格導入するのではないかというものです。

PS5、クロスバイ的なものを導入？

　プレイステーションは、最近はあまり聞かなくなりましたが、「クロスバイ」というものを推し進めていた時期がありました。

　クロスバイとは、あるハードで購入したソフトを別のハードでもプレイ出来る仕様のことです。

　例えば、PSVITAでソフトを購入すれば、自動的にPS4でもそのソフトを購入したことになり、そのソフトのPSVITA版とPS4版のどちらも追加料金なしでプレイ出来るというようなものです。

　今回、これと似たような仕組みが、プレイステーション5で本格導入されるのではないかと言われています。

　それは、エレクトロニック・アーツが投資家に対して、自社の現世代機向けのゲームソフトの購入者は、次世代機向けのバージョンに無料でアップグレード出来るということをコメントしているからです。

　つまり、EAは、PS4とPS5、Xbox OneとXbox Series Xでクロスバイ的なものを行う計画にしているということです。

　また、ソニーはまだこのような現世代機と次世代機のクロスバイ的なキャンペーンを明らかにしていませんが、マイクソフトは既に、Xbox Series Xの特徴として、クロスバイ的な仕組みを進めていくことを明らかにしています。

　よって、大手サードのEAが、Xboxと限定せずにクロスバイ的なものを用意していると表明しているため、プレイステーション5にも、クロスバイ的なものが用意されていると考えられています。

　ちなみに、クロスバイ的な商品の提供は、日本だと法律面で問題があると言われることもあります。

　このため、日本だけ実施されない可能性もあります。

　ただ、後から提供することが問題があると考えられているだけなので、この商品はPS4版とPS5版のセット商品になっているというような案内が事前にあれば何も問題がないとも言われています。

　これは逆に言えば、ソフト発売時に、プレイステーション5版も遊べる or プレイステーション5版にアップグレードできるという表記が入っていなければ、そのような「無料提供」や「無料アップデート」が日本で実施されることは基本的にはないということでもあります。