ソニーのPSポータルについて、情報が出ています。
情報は、PS5本体なしでも一部のゲームプレイが可能になり、ソニーの新しい携帯ゲーム機が爆誕した状態になっているというものです。
PSポータル、PS5本体なしも可能
「PlayStation Portal リモートプレーヤー」は、ソニーが2023年11月15日に発売したPS5の周辺機器です。
この周辺機器は、PS5のゲームをリモートプレイするときに使うものになっています。
今回、発売1周年を記念するような大型のアップデートが配信されています。
配信されたアップデートは、「クラウドストリーミング機能」を追加するというものです。
「クラウドストリーミング機能」とは、いわゆる「クラウドゲーミング」のことです。
つまり、本日からPSポータルを使用して、PS5ソフトがPS5本体なしでクラウドを介してプレイできるようになったということです。
ただし、現時点でプレイできるのは、「ゲームカタログ」で配信されているゲームの一部だけです。
また、「ゲームカタログ」はPSプラスの「エクストラ」と「プレミアム」の加入者が利用できる機能になっていますが、今回追加されたPSポータルの「クラウドストリーミング機能」を利用できるのは「プレミアム」の加入者限定となっています。
よって、PSポータルを持っていて、PSプラスのプレミアム加入者は、本日からゲームカタログの一部のPS5ゲームをPSポータル単体でプレイできるようになったということです。
新しい携帯ゲーム機が爆誕
「PlayStation Portal リモートプレーヤー」は、これまでは、PS5本体を使用した状態で使うものになっていました。
これは、PS5でプレイするゲーム映像を、テレビに出力するのかPSポータルに出力するのか選べるというようなものでもあります。
このため、これまでのPSポータルは、あくまでも「PS5の周辺機器」という位置づけでした。
しかし、今回のアップデートにより、PSポータルはPS5本体なしでPS5のゲームがプレイできるようになりました。
これは、この本体さえあればゲームがプレイできるということでもあるので、PSポータルが「周辺機器」ではなく「ソニーの新しい携帯ゲーム機」になったとも言えるものです。
よって、「ゲームカタログの一部」や「PSプラスのエクストラ限定」という大きな縛りはありますが、今回のアップデートは、PSポータルを「周辺機器」から「携帯ゲーム機」へと進化させるぐらい大きなものになっているということです。
また、ソニーの案内によれば、今後のアップデートで、ゲームトライアル、PS Storeで購入したゲームのストリーミングなどにも対応させるような感じになっています。
ちなみに、今回追加された「クラウドストリーミング機能」は現在はベータ版という形で提供されています。
このため、一部ゲームにおけるボイスチャットやゲーム招待などのシステム機能、クリエイトボタン、3Dオーディオ、ゲーム内購入など、まだ利用できない機能も存在します。
なお、PSポータルの「クラウドストリーミング機能」については、そもそも安定したオンライン環境が必要という部分などもあるので、今後もPS5ゲームをプレイするためにはPS5本体を購入した方がいいという状況は十分に続くということになっています。
ただ、今後、PS Storeで購入したゲームのストリーミングなどにも対応してくると、Steam Deckなどを購入するメリットはかなり減るとも言えるかもしれません。
さらに、ニンテンドースイッチ2への対応にもなり得るかもしれません。
コメント
クラウドなのに専用ハードが必要って時点で意味不明
ゲーパスのクラウドで十分じゃないかな
VitaやWiiUのゲムパみたいに本体と直接繋がってリモートできる機能の方がよほど切望されてると思うけど、頑なにそれをしないのはセキュリティ上の懸念でもあるのか、有料会員にしたいからあえてしないのか
最初からその機能付けていれば、もっと売れたかも。
クラウドならスマホに取り付けるコントローラーみたいなのあるし
ああいう方向性でいいのでは
もう1年も経ってたのか、2ヶ月前くらいだと思ってた
別にポータルである必要がないサービスだろうに自ら狭めてる上に対象範囲が狭すぎる
未完成品と未実装サービスを早々と売り出しただけ、成熟してから新型を買えばいい