Xbox Series X、裁判資料に存在した新型が発表されず。コントローラーも

　マイクロソフトのXboxについて、1つ話題が出ています。

　話題は、裁判資料に存在した新型が発表されなかったというものです。

Xbox本体の新製品

　マイクロソフトがXbox本体の新製品を発表しました。

　発表されたのは、「Xbox Series S – 1TB in Robot White」、「Xbox Series X – 1TB Digital Edition in Robot White」、「Xbox Series X – 2TB Galaxy Black Special Edition」という3つです。

　このうち、「Xbox Series S」は、元々ディスクドライブのないデジタル専用機です。

　そして、新たに「Xbox Series X」にディスクドライブのないデジタル専用機が追加されたことが、今回の発表のポイントになっています。

　また、「Xbox Series X – 2TB Galaxy Black Special Edition」は、これまでの本体よりもストレージが増えている部分も特徴になっています。

　価格は順に、349.99ドル、449.99ドル、599.99ドルです。

　ただ、現時点ではこれらの3つの本体が日本でも発売されるかどうかは未発表です。

Xbox Series X 新型、発表されず

　Xbox本体については、「Xbox Series X」の新型が準備中だと言われていました。

　それは、裁判資料で明らかになっていたマイクロソフトの内部文書に、上のような新型の計画が掲載されていたからです。

　この新型は、「Xbox Series X」の初のデジタル専用機としてリリースされると言われていたものです。

　しかし、今回、実際に「Xbox Series X」の初のデジタル専用機としてリリースが発表されたのは、新デザインではなく、これまでと同じデザインの本体でした。

　つまり、これまでの「Xbox Series X」の本体からディスクドライブを省略しただけのものが、「Xbox Series X」の初のデジタル専用機になったということです。

　これは見方によっては、新型としてリリースするためのコストが削られたのでこのような状態になったとも言えるかもしれません。

　よって、Xboxについては、本体への投資も減っているような印象も出て来たので、マイクロソフトの自社ソフトをPS5などの他社ハードに展開するという決定と同じく、将来性が更に心配されるような感じにもなっています。

　ちなみに、裁判資料で明らかになっていたマイクロソフトの内部文書では、同時に新たなXboxコントローラーのリリース計画も存在していました。

　こちらについても、現時点では何も発表されていないので、新型「Xbox Series X」の本体と同じく、計画がキャンセルされた可能性が出て来ました。