任天堂の「ゼルダの伝説」や「スーパーマリオ」について、少し話題が出ています。
話題は、33歳の宮本茂氏が最新作に繋がる話をしている1作目の開発風景が紹介されているというものです。
何気に流し見ていたら #スーパーマリオブラザーズ の没グラフィックが出てきてちょっとドキドキした。海外勢には #ゼルダの伝説 の開発風景がワクワクかも。宮本さん若い~。
— ぜくう@誰がパックマンを描いたのか 山下正 伝(委託) (@Area51_zek) September 28, 2023
>マリオ、ゼルダ 人気ソフト開発の舞台裏に迫る!ファミコン発売から40周年、原動力は「遊び心」https://t.co/vdLLlZS8EK pic.twitter.com/BghJVUyucN
ゼルダ、1作目の開発風景
「ゼルダの伝説」は、1986年にファミコンのディスクシステム用のソフトとして発売されています。
今回、その発売頃となる1986年の任天堂の社内の様子がテレビで紹介され、その動画が読売テレビ公式チャンネルにアップロードされています。
この映像の中で、「ゼルダの伝説」の1作目の開発風景が映っています。
そして、「ゼルダの伝説」の1作目のディレクターだった当時33歳の宮本茂氏が、開発スタッフに対して、今作のマップが大きすぎるという意見に対して自分の考えを述べています。
これによると、「ゼルダの伝説」は、新しい町に行ってそこを自分で歩いたり、その場所を究明していくような楽しさの実現を目指したゲームにしているそうです。
このため、マップがあまり狭いとその楽しさが実現できないので、大きすぎるぐらいのマップにしておきたいとのことです。
このような大きすぎるぐらいのマップを歩いたりしながら探索していくという話は、最新作の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」やその続編の「ゼルダの伝説
ティアーズ オブ ザ キングダム」にも繋がる話になっています。
よって、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の開発時のインタビューでも何度かコメントされていましたが、宮本茂氏の中では33歳で1作目を作っていた段階から、広大な世界での冒険が「ゼルダの伝説」の面白さのメイン部分になっていると考えていたということです。
そして、そのときに想像していたような世界が、ハード性能のアップなどにより、最近になってオープンワールドのゲームとしてようやく実現できたということでもあります。
マリオの未実装キャラも
1986年の任天堂の社内の様子を紹介する映像については、「ゼルダの伝説」の1作目の他に、スーパーマリオのキャラクター原画も登場します。
このようなマリオの原画は、過去に公開されたこともあります。
ただ、今回のスーパーマリオのキャラクター原画には、「カニ」などの「スーパーマリオ」では未実装のキャラも描かれていて少し話題になっています。
また、こちらはマリオでもゼルダでもないような感じですが、当時の任天堂の開発では、社内ネットワーク環境などもまだ存在しない時代ということもあり、作った音楽をテレビから流して電話越しにディレクターなどに伝えていたことも明らかになっています。
Question: Does anyone know the music and voice we are hearing in this 1986 video clip recorded at Nintendo HQ? I can hear a female voice say "Zelda?", (I can't make out the rest of the Japanese). Was Nintendo working with voice sampling on the Famicom? pic.twitter.com/WjnZb1Gu8F
— John Andersen (@JohnAndersen21) September 30, 2023
ちなみに、この音楽は何のソフトの音楽なのか分からないとも言われています。
海外の人の推測では、「ゼルダの伝説」の1作目と同じく、ファミコンのディスクシステムで発売された「中山美穂のトキメキハイスクール」の音楽ではないかというコメントも出ていますが、何のソフトか分かる人はいるでしょうか?
コメント
電話のシーンがシュールだ
他の会社も同じようなことやってたのだろうか?
みやほん若いなw