WiiU、SW「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」について、任天堂の青沼英二氏が、日経トレンディでインタビューを受けています。
この中で、開発者が絶句したことについてコメントされています。
以下、ネタバレがあるので、見たい人だけどうぞ。
ゼルダの伝説BOTW、開発者が絶句したのは…
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」については、先日ご紹介した、かなり高くジャンプする方法など、プレイヤーによって、いくつかテクニックが発見されています。
これらのテクニック的なもののほとんどは、バグではなく、開発者が想定しているものだったり、開発段階から「知ってる」ものだったりして、だいぶ「手のひらの上で踊らされている」感じが強いものです。
ただ、そうしたものの中でも、開発者が想定していなかったものはあるそうです。
任天堂の青沼英二氏によれば、トロッコを使った飛行テクニックは、「開発者が絶句」したものになっているとのことです。
この動画を見たときは、スタッフが全員、絶句していたということが明らかにされており、さすがにこれは想定していなかったそうです。
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」のトロッコを使った飛行テクニックは、海外ファンが少し前に投稿していた、上の動画のような内容です。
動画を見ると分かりますが、トロッコに鉄の箱を乗せて、トロッコに対してマグネキャッチを使用すると、リンクが空を飛べるといったようなものです。
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」のマグネキャッチは、鉄製のものを磁力で動かせるアイテムです。
ただ、この磁力移動は、リンクが乗っている状態の物体に対しては機能しません。
しかし、鉄製の物体の上にさらに鉄製の物体を載せると、判定が全体に及ばないため、下の方の物体は普通にマグネキャッチで動かせるようになります。
よって、魔法のじゅうたんに乗ったような感じで、トロッコをマグネキャッチで上方向に動かすことで、空を飛ぶ状態に出来るということになります。
この方法は、操作に少し慣れが必要ですが、上手く出来れば、かなり高くまで上昇可能で、また、操作ミスが生じない限り、ずっと飛び続けることが出来ます。
動画では、今作世界の高さの限界点まで到達しているような様子も見れます。
よって、このマグネキャッチのトロッコ飛行の方法を使えば、どこでも行けるようになるので、「開発者が絶句」したのだと思われます。
なお、やり方としては、鉄+鉄ならば可能なので、シモ・イトセの祠の近くなどで、より安定した飛行を目指して、トロッコ+トロッコで行ってもいいでしょう。
コメント
開発者じゃなくても初見は絶句する
いや、ファミ通のインタビューにてトロッコ+金属箱はワザと残したって前から言われてるじゃん…
>藤林 ほかに、当初は鉄板の上に自分が乗ってマグネキャッチを使うと、
宙に浮くことができたのですが、これはさすがにおもしろくないから、
“乗っている鉄板”ではできないようにしました。
>すると、開発スタッフで、鉄板を二枚重ねにして使用する人が現れて……。
最終的にはそれもナシにしましたが、執念がすごかったですね(笑)。
>堂田 それはなくしたんですけど、じつはいまでもやる方法はあります。
これはあえてふさぎませんでしたね。
>
>――その方法、気になりますね……。
>(編注:インタビュー時点では話題になっていなかったが、
現在ではトロッコと鉄製の箱などを使って浮遊するテクニックが話題になっている)
―発売後、ネット上では新しい遊び方を投稿するファンが続出していました。想定していなかったものもあるのではないですか?
青沼: 鉄製のトロッコの上にブロックを置き、その上に乗った状態でトロッコを持ち上げると、自分を乗せたトロッコが空中を延々と上昇していくようになるのです。それを使って空中移動するという動画を見たときは、スタッフ全員、絶句していました(笑)。
↑今回のインタビューはこれなので、その文も他にあるということは、「スタッフ全員、絶句」はちょっと盛りすぎたのかもしれませんね。
「青沼、絶句」が正しいかも?
絶句は想像を超えていたというより「もう見つけたのか」の意味なのかも
今作の自由度には驚かされますよね
私もですが型にはまらず遊んでる方が多い印象をうけます
別のゲームでも似たようなテクニックは使える(バンカズ3でよく使ってた)
青沼さんも開発中から自分が把握してない要素あると言ってたしね
これも個人的に知らない人たちもいたってことじゃないかな
ディレクターの藤林さんらが把握してれば別に問題ないわけだし
バグを残した云々のインタビューの時点ではトロッコは未発見
想定外のものはと聞かれてトロッコを挙げたんだから、フライングトロッコは知らなかったんだろう
まああえて残してはいると思うけど