ニンテンドースイッチ、バージョン17に。追加要素の案内なしでメジャーアップデートの理由

　ニンテンドースイッチについて、1つ情報が出ています。

　情報は、バージョン17にメジャーアップデートしたというものです。

スイッチ、バージョン17に

　ニンテンドースイッチのシステムソフトウェアがアップデートされました。

　今回のアップデートで、ニンテンドースイッチのバージョンは「17.0.0」になります。

　また、これは「バージョン16」から「バージョン17」に変わったということなので、いわゆるメジャーアップデートが行われたということになります。

　ただ、このメジャーアップデートについては、以下の内容が行われたということしか案内されていません。

●17.0.0（2023年10月11日配信開始）
　以前のバージョンからの主な更新内容 ： いくつかの問題の修正と動作の安定性、利便性を向上させました。

メジャーアップデートの理由

　ニンテンドースイッチのシステムソフトウェアのメジャーアップデートは、例えば、Bluetoothオーディオに対応するなど、比較的大きな追加要素の案内が行われる場合が多くなっていました。

　ただ、今回は、「いくつかの問題の修正と動作の安定性、利便性を向上させました」という、いつものテンプレの案内文だけで、何も追加要素の案内は出ていません。

　このため、今回のアップデートは、メジャーアップデートに値しないとも言えます。

　しかし、今回のアップデートは、ニンテンドースイッチのシステム構成ファイルがほぼ全て更新される状態になっています。

　これは、ニンテンドースイッチのシステムソフトウェアが新しいソフトウェア開発キットで作られる状態になったということでもあります。

　よって、ニンテンドースイッチの今回のアップデートがバージョン17というメジャーアップデートに位置づけられている理由は、大きな機能の追加はないものの、内部的には全面リニューアルというようなことが行われているからということになります。

　ちなみに、これは強引な解釈をすれば、ニンテンドースイッチ2のシステムソフトウェアに合わせた環境の再構築だということも言えるかもしれません。