スマブラ スペシャル、FF7リメイク発売前にセフィロス決定で入れること出来ず

　ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」について、桜井政博氏がファミ通2021年1月7日＆14日号で少しコメントしています。

　今回は、FF7リメイク発売前にセフィロス決定で、その要素を入れることが出来なかったことなどが明らかにされています。

スマブラSPとFF7リメイク

　「スマブラ スペシャル」に、セフィロスが追加されています。

　セフィロスは、有料のダウンロードコンテンツ第2弾の3人目として登場しています。

　このセフィロスの追加は、2020年年末でしたが、当然かなり前から開発が行われています。

　また、2020年と言えば、4月に、プレイステーション4でセフィロスが登場する「ファイナルファンタジー7 リメイク」が発売されています。

　セフィロスについては、参戦の決定自体はもちろん、その参戦ムービーについても、「ファイナルファンタジー7 リメイク」の発売前にプロットを決定していたため、FF7リメイクの要素を入れることは出来ていないそうです。

　「スマブラ スペシャル」のセフィロスの参戦ムービーは、主に、CG映像作品「ファイナルファンタジー7 アドベントチルドレン」をモチーフに作られているとのことです。

　ちなみに、「スマブラ スペシャル」では、「ルイージマンション3」の発売前に、ルイージにルイマン3の要素が入っていたりと、発売前のゲームの要素が導入されていることもあります。

　このため、スクエニも、天下のスマブラ様のために、FF7リメイクの要素を先に桜井政博氏に知らせ、FF7リメイクの要素を入れさせるべきだったというような考えを持つ人も中にはいるかもしれません。

　ただ、発売前のゲームの要素を入れることが出来るのは、これもかなり例外だと思われますが、出来るとしても、あくまでも自社ゲーム間だけの話であり、スクエニの対応は全然おかしくないということになっています。

　このような部分は、「スマブラ スペシャル」に「ファイナルファンタジー」の曲が2曲しか入っていなくて、スクエニはケチだと言われていたことと同じようなものです。

　これも、一部の人たちが言っていただけなのに、桜井政博氏が「セフィロスのつかいかた」の公式動画で、ケチじゃないなどと説明してしまうような事態になっていたりします。

　なお、このケチかケチじゃないのかについては、権利問題もあるものの、借りれば借りるだけ任天堂側の使用料の負担なども発生するので、スクエニをケチと考えるのならば、任天堂がそこをケチっているのかケチっていないのかというような考え方も本来は持つべきかもしれません。

　「スマブラ スペシャル」のセフィロスについては、他には、ダウンロードコンテンツとしては初の悪役やボスキャラになっていること、正宗はスマブラ史上、最も長い剣になっていることなども明らかにされています。

　また、セフィロスは、ミェンミェンほどのリーチはなく、かつ、シモンなどのキャラも既にいることから、正宗という長い剣の扱いで困ることは特になかったこともコメントされています。