「ゼルダの伝説 夢をみる島」について、任天堂の青沼英二氏が少しコメントしています。
これによると、スイッチ版は宮本茂氏のアイデアが元になっている部分があるそうです。
ゼルダの伝説 夢をみる島、スイッチ版
「ゼルダの伝説 夢をみる島」は、ゲームボーイで発売した作品を、ニンテンドースイッチでリメイクしたゲームです。
リメイクするにあたって、グラフィックの変更の他、「パネルダンジョン」という新たなシステムが追加されています。
パネルダンジョンとは、クリアしたダンジョンの各部屋を、パネルにして入手することが出来るというものです。
ゼルダの伝説シリーズは、元々、「小部屋」が繋がるような構成のダンジョンが特徴のゲームとしてスタートしています。
「夢をみる島」も初期作品の1つなので、1作目で採用されている「小部屋」が繋がるような構成のダンジョンが採用されており、今回のリメイク版では、このダンジョンの各「小部屋」を、クリア後に「パネル」として入手出来るようになっています。
そして、パネル化した小部屋を、お題に沿って繋ぎなおし、新たなダンジョンを作成し、それを攻略するというのが、スイッチ版の大きな新要素になっています。
このパネルダンジョン的なシステムは、詳しい内容は語られていないものの、宮本茂氏のアイデアが元になっているそうです。
宮本茂氏のアイデアが元に
「ゼルダの伝説 夢をみる島」のリメイク版は、そもそも、今作をニンテンドースイッチでリメイクしようと思ってリメイクしたわけではないそうです。
任天堂の青沼英二氏は、今作は、パネルダンジョン的なシステムが実現できる作品だから、ニンテンドースイッチでリメイクすることを決めたと明らかにしています。
つまり、「ゼルダの伝説 夢をみる島」のリメイクを作るにあたって、何か新しいアイデアがないかと考えて「パネルダンジョン」を追加したわけではなく、元々、宮本茂氏が出していた、ダンジョンを作るというようなアイデアを実現するために、「夢をみる島」を「使う」ことにしたということです。
よって、ニンテンドースイッチ版「ゼルダの伝説 夢をみる島」は、もちろん、今の技術で過去の名作を楽しんでもらおうという意図も大きいと思われるものの、「パネルダンジョン」を楽しんで欲しいから世に送り出すことにしたというような作品になっています。
なお、WiiUで「スーパーマリオメーカー」が発売されたときは、次は「ゼルダメーカー」を出して欲しいというような声も出ていましたが、もし、今作の「パネルダンジョン」が好評ならば、これを発展させることで、ゼルダメーカー的なものが誕生して来ることも期待できるかもしれません。
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コメント
マリオは設定が結構緩い気がするからマリオメーカーみたいなギャグ感のあるゲームでも違和感無く出てるけど設定がガッチガチのゼルダでメーカー物を出すのは結構大変そうな気がする
ゼルダは謎解きゲームだからメーカーレベルにしちゃうと複雑過ぎて作ることを楽しめるのは極一部になりそうだからこれくらいで丁度良いかもね
ゼルダってガッチガチってほど設定縛られてたか?
確かにマリオほどではないし、製作スタッフも設定気にしてない訳でもないが、ゼルダも大概ゆるいだろ
公式資料集で後付け設定なんで後々変わるかもねとか公言してるようなシリーズだぞ
トライフォース三銃士はギャグだらけだよね
ゼルダ無双もあるからヘーキヘーキ
出しちゃいなよ
ネクロダンサーとゼルダのコラボゲームを開発したインディーの開発者がインタビューで「ゲームの大半は任せてもらったけどトライフォース関連の設定は任天堂の監修が入ったよ」って言ってたからガチガチというわけでもなくかつ緩いわけでもないんじゃないかな。マリオより柔軟そうではなさそうだけど
任天堂のソフトってこういうの多いよね
任天堂のゲームハードもそうだけど、まず「こういうゲームを作りたい」っていう前提があって、それに合わせて選んでるよね
設定はちゃんと用意してるけど、ゲームの面白さを阻害するなら遠慮無く変える豪快さがあるからね。ゼルダの場合はさらにグラフィックもコロコロ変わるから色んなリンクが存在してるよね。今回でまた新たにクレイアニメ風リンクが生まれた訳だし
>「こういうゲームを作りたい」っていう前提があって、それに合わせて選んでるよね
これ大手でも出来ていなくて迷走しているシリーズがいまだにあるもんね、すごい重要
初代ゼルダメーカーなら有り
ただそれ以降の作品もパーツとして
含めるとなると大変そう