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セガの名越氏、任天堂の凄さについて考える。スキルは大きく違わない

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セガの名越氏、任天堂の凄さについて考える。スキルは大きく違わない

 セガの名越氏が、ファミ通2020年11月26日号で少しコメントしています。

 この中で、最近、任天堂の凄さについて考えていることを明らかにしています。

 

任天堂の凄さの分析について、名越氏は、セガと任天堂はゲーム制作にかける情熱やスキルは大きく違うわけではない

セガの名越氏、任天堂の凄さを考える

 セガの名越氏が、プレイステーション5についてコメントしています。

 この中で、ハード性能の追及についての話になっています。

 そして、名越氏は、「フォートナイト」や「あつまれ どうぶつの森」のような、ハード性能を追及し、映像の美しさをウリにした作品ではなく、オンラインでの新たな遊び方や作法が受け入れられてメガヒットしているタイトルが多いという分析を行っていることを明らかにしています。

 また、「あつまれ どうぶつの森」の発売以降、名越氏は、任天堂の凄さを考えるようになったということもコメントしています。

 この任天堂の凄さの分析について、名越氏は、セガと任天堂はゲーム制作にかける情熱やスキルは大きく違うわけではないということを明らかにしています。

 ただ、「腹の据わり方」という「覚悟の深度」が全然違うので、差が付いているというような分析になったことを述べています。

 ちなみに、この「覚悟の深度」の違いというのは、きちんと説明できていないこともあり、ぶっちゃけ何を言っているのかよく分からないコメントでもあります。

Toshihiro Nagoshi, the Yakuza years – Archipel Caravan

 ユーザー側から一般的に言われているのは、「龍が如く」シリーズを筆頭に、名越氏の作るゲームは最初からターゲット層を絞り過ぎであり、1000万本を軽く超えるような任天堂のゲームと異なり、そもそも大ヒットする余地が最初から全くないというような部分です。

 まずはその点を改めて、ゲーム作りをすべきところではありますが、最近公開されたセガの名越氏の上のインタビュー映像だと、「龍が如く」シリーズは、ターゲットを絞りに絞って発売したのでヒットしたというような認識であるとコメントされています。

 さらに、「龍が如く」シリーズを生み出すときにそう思ったという意味ではありますが、ワールドワイドを対象にして、子供から大人、女性も男性も楽しめるものを作るのは、「任天堂がやっていればいい」とちょっと思ったというようなことまでコメントしています。

 よって、「龍が如く」シリーズの路線はそのままでいいと思われますが、それ以外に、「任天堂がやっていればいい」と思ったようなゲームを作ろうという考えに改めない限り、任天堂の凄さをいくら研究したところで追いつけないのではないかというような印象になっています。

 なお、そもそもセガは、任天堂に追いつこうとも全く思っていないのかもしれませんが、「スキルは大きく違わない」スタッフを数多く抱えて、ターゲットを絞りに絞ったソフトしか作らないのは、非常にもったいない感じもあります。

コメント

  1. いんくん より:

    他のメーカーにも言えることだけど、任天堂に追いつこうと思わないと今後より差が広がることになると思う。任天堂はソフト品質の信頼性を長年の功績で築いてきたけれども、他メーカーは言い訳をして追従を諦めたし。IPを大切にしてタイトルの乱発もしない事や続編にも新しい要素を加えないと出さない事も(一時期のレベルファイブは良かったがメディアミックスに執着しすぎた)。
    ”ゲームは生活必需品でなく所詮は娯楽”という言葉を大切にしてるのがビジネス目線だけの他メーカーと違うかな。

  2. 匿名 より:

    本当に大きく違わないのか?
    だとしたらセガの現状はあまりにも…

  3. 匿名 より:

    ソニックを始めとする代表タイトルのリリース頻度と総合評価見た限り、スキルも情熱も任天堂と大して変わらないなんて見栄張れないと思うな。最近セガがリリースした傑作って何本あったっけ?
    ワールドワイドを対象にして、子供から大人、女性も男性も楽しめそうシリーズなんてセガも幾つか持ってるし、自分達は如くみたいなニッチなゲーム作れるから誰にでも売れるゲームは任天堂が作ればいい、なんて負け惜しみ染みてる

  4. 匿名 より:

    文字通り捉えるなら確かにゲームエンジン的な部分で大きな問題は持ってないとは思うが、
    後追いだけじゃなくて、もっとヒーローバンク的なチャレンジをしないとな
    ソニックと龍だけじゃ作品リリ-スの速度が終わってる

  5. 匿名 より:

    やっぱ成長することをやめてる
    そりゃ駄作乱発するわけだ

  6. 匿名 より:

    アイデアとかもスキルじゃないかな
    いくら任天堂といえど世界トップレベルの人材ばかりではないだろうし

  7. 匿名 より:

    意識とかの問題だけじゃなくて、昔と違って儲かる業界が減った事、挑戦してそれを研鑽できる余裕もない事、日本が技術でリードする時代じゃなくなった事。
    こういうところも関係してるんじゃないかな。

    ましてジャンルとかターゲット層とか、そういう事がメインの問題じゃないと思うけど。

  8. 匿名 より:

    いくら外を見つめてもどうにもならない
    自らを見つめて自分たちの中からどう娯楽を提供できるか
    考えないと何にも成れない

  9. 匿名 より:

    気付くのがあまりに遅すぎる。

  10. 匿名 より:

    でもあくまでトップレベルの企業なんだしさ

  11. 匿名 より:

    面白さを見出だす発想とそれを上の人間が認められるか否かが違う

  12. 匿名 より:

    気付くのは以前から気付いていたとは思うよ
    F-ZEROで任天堂と仕事した時色々な文化の違いに驚いたようなこと過去に話してたし
    ただそれから2社の差が埋まるどころか広がってるけど

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